December 08, 2012
【人間が好き―アマゾン先住民からの伝言】(写真・文 長倉 洋海) “鳥のように 静かに地上におりたち 静かに飛び去っていく”生き方
人間が好き―アマゾン先住民からの伝言
著者:長倉 洋海
福音館書店(1996-10)
フェイズブックでNPO「えほんうた・あそびうた」西村直人さんから教えてもらった本が届いた。
アマゾンの村では「お腹がすけば、森に入って果物を食べ、暑ければ、小川で水浴び」をする。
「森があれば生きていける。子孫には森のほかには、財産は残しません」
そして
「楽しく踊り、幸せになるために、生きている」という。
このような長閑な田舎暮らしの様子が素敵な写真とキャプションで紹介される。
だが、そんな人間本来の暮らし向きにノスタルジアを感じるだけの本ではなかった。
ここには、社会で対立や問題があった時の対処法が書いてある。
「村どうしの対立があったときは、丸太かつぎ競争をします。勝ち負けが決まれば、それ以上は争いません。」
この原則・ルールにしびれる。単純だが、もっとも合理的な解決法のように思えるのだ。都会に住んで文明が進めば、それでいいのか?昔に戻った生活などできないが、考え方はリセットできる。
アラブとイスラエルの問題。子どもに聞かれたらどう答えられるのか?
こんな単純なバカげたことも解決できない現代人って...何を学んできたのか?
そうなんだ。丸太かつぎ競争だよ。勝ち負けがハッキリしたら喧嘩はおしまい!
そういう社会に少しでもできるように行動しよう、考えよう。一人一人が考えたこと、考えに基づいて行動したこと。それが殺し合いに勝てる唯一の方法と思う。
著者:長倉 洋海
福音館書店(1996-10)
フェイズブックでNPO「えほんうた・あそびうた」西村直人さんから教えてもらった本が届いた。
アマゾンの村では「お腹がすけば、森に入って果物を食べ、暑ければ、小川で水浴び」をする。
「森があれば生きていける。子孫には森のほかには、財産は残しません」
そして
「楽しく踊り、幸せになるために、生きている」という。
このような長閑な田舎暮らしの様子が素敵な写真とキャプションで紹介される。
だが、そんな人間本来の暮らし向きにノスタルジアを感じるだけの本ではなかった。
ここには、社会で対立や問題があった時の対処法が書いてある。
「村どうしの対立があったときは、丸太かつぎ競争をします。勝ち負けが決まれば、それ以上は争いません。」
この原則・ルールにしびれる。単純だが、もっとも合理的な解決法のように思えるのだ。都会に住んで文明が進めば、それでいいのか?昔に戻った生活などできないが、考え方はリセットできる。
アラブとイスラエルの問題。子どもに聞かれたらどう答えられるのか?
こんな単純なバカげたことも解決できない現代人って...何を学んできたのか?
そうなんだ。丸太かつぎ競争だよ。勝ち負けがハッキリしたら喧嘩はおしまい!
そういう社会に少しでもできるように行動しよう、考えよう。一人一人が考えたこと、考えに基づいて行動したこと。それが殺し合いに勝てる唯一の方法と思う。
tabloid_007 at 15:48|Permalink│Comments(0)│