May 12, 2007
さようなら、お幸せに、あなたは優しい人ね
口紅水仙 (シリーズ星座の女)
1973-4年に「女性自身」で連載されていたシリーズ「星座の女」の3作目であり、当時モントリオール国際漫画賞一位受賞した作品。実は、あとがきにあるが小野耕世さんの推薦だったらしい。
このシリーズの第一作「白百合三代忌」にはっとさせられ、70年代女性マンガ(少女マンガではない)を知るきっかけになる。この独特の女性の内省と飛躍の心境描写に脱帽。このマンガに出会わなければ、決して男性が知ることのない世界だった。
それで この本を復刻させた出版社である『よるひるプロ』の門田克彦さんに会いに行った。今回、この本を頂戴しました。ありがとうございます!もっと世の中に宣伝したいですね。ワタシも出来ることやります!
tabloid_007 at 17:52|Permalink│Comments(1)│
March 18, 2007
死ぬ気がないのに辿り着くグアムの岬
恋人岬 [少女向け:コミックセット]
阿佐ヶ谷の駅前にある喫茶&出版社である『よるのひるね』に行ってから、ますます牧美也子作品にのめり込むようになった。中年になって牧作品に出会えたことが嬉しい。子供ならさっぱり判らないだろう。それに、本作は1970年代の週間明星での連載だから余計縁はなかったわけだが...
今度は、梶原一騎原作で後に映画化もされた「恋人岬」を読んだ。いつもの牧タッチで美しい女性が運命に翻弄されながらも、なぜか必死の抵抗はしないという独特の審美眼は変わらぬが、梶原の原作にかかっては、なぜか主人公はトラウマを打倒しなければならなくなる。ここに原作ものの不思議なテイストが発揮される。主人公の目に炎はないが、いつもと違う根性がはいってる感じ。必読の書。
ちなみに、映画版「恋人岬」(1977年製作)脚本は石松愛弘、監督は「春琴抄」の西河克己。
tabloid_007 at 09:39|Permalink│Comments(1)│


