August 21, 2010
梅佳代 写真展「ウメップ」 シャッターチャンス祭り in うめかよひるず:梅佳代オリジナル限定 梅酒「梅乃宿酒造」を飲んでパワー全開!
梅佳代写真展「ウメップ」
シャッターチャンス祭り in うめかよひるず
2010年8月7日(土)〜22日(日)
表参道ヒルズ スペース オー(本館B3F)
渋谷区神宮前4丁目12番10号
「じいちゃんさま」(2008-07-26)以来、2年ぶりの最新写真集『ウメップ』の出版を記念して、東京では初となる大規模な写真展を表参道ヒルズにて開催している。8月6日にオープニングパーティがあったので、行ってきた!
本展では、2010年に撮影したスナップ約1,500点を時系列に展示、写真は会期中も増えていくらしい。大判プリントや等身大パネル、映像やドローイングなど約1,700点の作品による"梅佳代ワールド"は圧巻だった。このパワーは展示を出る頃には、来た人全員のマインドを全開にさせる。梅佳代オリジナル限定梅酒「梅乃宿酒造」を飲んだせいか!?
久しぶりに会った梅ちゃん自身も凄い元気オーラを醸し出していた。ブラボー!
ウィリアム エグルストン 「パリー京都」展:エグルストンは類型的な町の風景を撮らない。断片を切り取る。その華やかさ。レンズがドローイングしている。そのリズムが心地よい。
2010.06.05-2010.08.22
原美術館
品川区北品川4-7-25
03-3445-0651
ウィリアム エグルストン(1939年生まれ71歳)は、カラー写真を芸術的表現の域にまで高めた先駆者である。残念ながらSCAIの方の展示は行けなかったが、原美術館とSCAIの展示が、TOKYO ART BEATの人気ランキングではしばらく1位だった。それもそのはずで、まず色彩が綺麗。近作のテーマであるシリーズ「パリ」と「京都」は日本人がもっとも好きな場所でもある。
「パリ」シリーズは、カルティエ現代美術財団の依頼を受けて2006年から3年にわたって撮影され、2009年に同財団美術館で個展をした。エグルストンは、あくまで類型的な町を撮らない。断片を切り取る。その華やかさ。レンズがドローイングしている。そのリズムが心地よい。明日まで!

August 14, 2010
Photo Book [Abstract reality] : "These are my reflections for your contemplation." by Dennis Hopper
Abstract reality著者:デニス・ホッパー
販売元:光琳社出版
発売日:1998-09
先般デニス・ホッパーが亡くなってから、一人追悼に勤しんでいる。過去の監督作品を中古VHSで取り寄せたり(まず新品DVDは見込めない)、雑誌やムック本も多数ある。そんな中でデニス・ホッパーがアーティストとして出している本がいくつかある。まず、有名なのは[Dennis Hopper Out of the Sixties] (販売元:Twelvetrees Pr 発売日:1986-11)というもので古本で10万円ほどする。(1990年3月に、この写真集を底本とした展示会を鳴海千裕さんが清水寺・成就院で開催した)
また、希少なところでは、デニス・ホッパーが1994年4月「ゆうばり国際映画祭」で来日。観光客として撮った写真を鳴海千裕さんが編集し「a tourist」と題しリトルプレスとして発売したものがあるらしい。序文は何と勝新太郎なのである!
さて、歴史を紐解くとデニス・ホッパーとアートのかかわりは、兄貴と慕ったジェームス・ディーンからの勧めであった。1956年にヴィンセント・プライスの家でもアートを堪能した。エマーソン・ウールファーにもっとも感銘を受けたという。
そして、自身でも抽象的な作品を1955-61年まで作り続けた。しかし、1961年に起こったベルエアの山火事で300あまりのキャンバス作品が消失した。それ以降のキャンバス作品はない。
ただ、幸いなことに火事当日の夜、デビット・スチュアート「バリー・フィンステン・ギャラリー」で写真展が開催され、写真のネガはすべて残った。それ以降も写真から立体、アッサンブラージュ作品など多くのアート作品を世に残している。
本作は、京都の出版社のために1961-1998年間の37年間にわたって撮影されたものを選んで出版している。作品はすべて自然光によるニコンのネガフィルムで撮影された。



August 09, 2010
[Kate Moss by Mario Testino]:Premium edition, only 1,500 copies !
Kate Moss by Mario Testino
販売元:Taschen America Llc
発売日:2010-09
Kate Moss by Mario Testino
Testino, Mario / Moss, Kate
Hardcover in Acrylic box
33 x 45.5 cm
230 pages
$ 500.00
ISBN: 978-3-8365-2503-9
ケイト・モスをマリオ・テスティーノが撮った!ドイツの出版社タッシェンから限定1500部発売される予定だ。
コレクターズアイテムともなりそうなこの本は、アマゾンで52,189円で予約受付している。ポチッと予約...と!
August 05, 2010
"Sisley Fall/Winter 2010" Photo by Terry Richardson:ブランドは守るものではなく、責めることによって鮮度を保ち続けるものなのだ。
"Sisley Fall/Winter 2010"Photo by Terry Richardson
植物美容学と最先端テクノロジーを融合したフランスの最高級化粧品ブランド
「シスレー」の秋冬広告キャンペーンの写真をテリー・リチャードソンが撮っている。アシュレイ・スミス(Ashley Smith)がスーパーに寝そべって卑猥な面持ちでキュウリを齧っている。
ハイ・ブランドともなれば、これくらい際どい挑戦ができるものだ。ブランドは守るものではなく、責めることによって鮮度を保ち続けるものなのだ。
ヴィトンも八丁味噌も常に挑戦し、責めているから数百年単位でブランドが保持できるのである。

『SCHOOLGIRL COMPLEX』 (写真:青山 裕企) :女子高生の足がニョキっと高架のコンクリから垂直にでている衝撃!
スクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEX著者:青山 裕企
販売元:イースト・プレス
発売日:2010-07-08
2010年2月に空跳ぶサラリーマン「ソラリーマン―働くって何なんだ?!」を上辞したばかりの写真家 青山裕企さんの新刊。
これは、"UNDER COVER"という2007年にキャノン写真新世紀優秀賞を取ったシリーズの書籍化である。つまり、このコンセプトの方が先にあったわけだ。
最初に見た時、女子高生の足がニョキっと高架のコンクリから垂直にでている写真をみて衝撃を受けた。
さて、青山さんとはその後もお仕事ご一緒させてもらっているが(実は、2008年5月13日に大阪御堂筋のMAGというアートイベントに合わせて心斎橋で個展を主催したことがある)、今夏も新しいコンセプトの仕事を一緒にしたいと考えている。
July 31, 2010
[STARBUCKS ART MAGAZINE] 蜷川実花:フリペからクーポン誌の時代。読者は買っても元取れる。でもってスタバにも人来る。みんな幸せになる!
STARBUCKS ART MAGAZINE ; BEVERAG 02著者:MATOI PUBLISHING (著 編集)
販売元:日販アイ・ピー・エス
発売日:2010-06-02
日販の方から頂いた。フリペの次をいくリアルアフィリエイション雑誌。まず、フリペは、広告不況により質が低下した。この「スターバックス・アート・マガジン」は、フォトグラファー蜷川実花さんが、フッァションモデル太田莉菜さんを起用して広告らしくないスタバのある風景を撮り下ろした。この作品だけで写真集として成立していることが肝心。
でもって、極めつけはスタバで1杯無料で使用できる「BEVERAGE CARD」がついてくる。"コーヒー ジェリー フラペチーノ"(Vサイズ)を注文すると580円。ってことで、企業は販促になる。消費者は無料の気分になる。誰も損しない!っていうこと。
July 18, 2010
『アンディ・ウォーホル 1964-67』(写真家:ナット・フィンケルスタイン) :「おまえたちが死んで何年もすると人は俺の写真を通じてのみ、おまえさんたちを知ることになる。 写真家というものは歴史のプロデューサーなんだ」
アンディ・ウォーホル 1964-67著者:ナット・フィンケルスタイン
販売元:マガジンハウス
発売日:1994-12
フォトジャーナリストであるナット・フィンケルスタインが1965-67年にかけてウォーホルでファクトリーで体験したイーディやダウンタウンやディランを撮り続けたドキュメンタリー。
(下記) ウォーホルは、ボブ・ディランに[ELVIS1963](Double Elivis)をプレゼントしたが、その後ディランは、マネージャーのアルバート・グロスマンのカウチと交換したらしい。ディランはウォーホルにあまり敬意を表さず、エルビスの絵をステーションワゴンの上に縛りつけて去って行った。

著者の台詞抜粋
「おまえたちが死んで何年もすると人は俺の写真を通じてのみ、おまえさんたちを知ることになるんだぜ。(中略) 写真が生き残るものなんだ。写真家というものは歴史のプロデューサーなんだぜ」
July 05, 2010
Sofia Coppola's Photo Book : These are photos of friends and family and things I liked in 2003.
ソフィア・コッポラ写真集 SC販売元:マガジンハウス
発売日:2003-11
現在は絶版になっているが、ソフィア・コッポラ唯一発売されている写真集。いまでこそ、映画監督として知られる彼女だが、幼少の頃、父の映画の端役からデビューし、モデルとしてもスティーブン・マイゼル撮影でイタリア版「VOUGE」のカバーを飾ったり、ブルース・ウェバー、マリオ・テスティノ、エレン・ボン・アンワースらトップフォトグラファーの被写体としてファッション誌に登場。 X-ジェネレーションと呼ばれ、メディアの注目を浴びた頃キム・ゴードンと共に「X-GIRL」のファッションショーをプロデュース。
その頃より、写真を撮り始めフランス版「VOGUE」「W」「Interview」Detail」でファッションページを撮りおろす。 日本では「DUNE」「CUT」「VIVAYOU」の広告、「PARCO」の広告等を撮影。同時に「HI-OCTANE」というテレビ番組を手がけた。
1994年には、[MILKFED.]というカルフォルニアクールをコンセプトとしたアパレルブランドデザイナーを務めた。幼い頃からファッションに興味を持ちカール・ラガーフェ ルドの元で勉強し、その一方で女優やモデル、フォトグラファーとしても活躍。 X-girlのファッションショーのプロデュースに参加したことがMILK FED.を始めるきっかけになったという。
下記のような見上げる風景はソフィアらしい構図といえる。

July 04, 2010
[PHOTO GRAPHICA] 2010年 07月号 :梅佳代 特集。梅ちゃんと子どもの気持ちが同期しとる!
PHOTO GRAPHICA (フォト・グラフィカ) 2010年 07月号 [雑誌]販売元:インプレスコミュニケーションズ
発売日:2010-05-20
梅佳代ちゃんの特集。相変わらず、子どもの表情が活き活きしている。梅ちゃんと子どもの気持ちが同期しているんだろうなあ。7月は「ウメップ」(販売元:リトル・モア 発売日:2010-07-23)ね発売され、8月には表参道ヒルズで個展を開く予定という。楽しみ!
June 13, 2010
June 06, 2010
荒木経惟「古希ノ写真」展:アラーキーの力技でレディー・ガガから原紗央莉まで
荒木経惟「古希ノ写真」展
2010年5月8日〜6月5日
タカ・イシイギャラリー
江東区清澄1-3-2-5F
03-5646-6050
アラーキーことの荒木経惟さんの古希の誕生日(5月25日)に合わせ開催された個展に行ってきた。中判カメラによる新作中心の展示。3月に逝った愛猫や、来日したレディー・ガガ、原紗央莉ちゃんなど物凄い脈絡のない人選が面白い。


浅田政志『NEW LIFE』:新たなキャラはお兄ちゃんのベイビー!生まれたばかりで演技派なのである!
NEW LIFE著者:浅田 政志
販売元:赤々舎
発売日:2010-05-15
ついに、待ちに待った新作写真集。浅田政志さんの新作は、お兄ちゃん家にベイビーが誕生。その喜びが丸ごと写真集になった。
いろいろな家族写真があるが、家族写真がアートになるというのは前代未聞だろう。現在進行形で登場人物が増えてくる。家族でコスプレの精神は生きている。ベイビーは既に役者なのである。時にラグビーボールを演じる場面もあり、ユーモアたっぷりの演技(?)をみせてくれる。
次は浅田さんのNEW FAMILYも見たいものである。

May 16, 2010
森山大道 [Northern] x Six [Comme des Garcons]
森山大道[Northern]
2010.0424-0725
Six [Comme des Garcons]
大阪市中央区南船場3-12-22
06-6258-3315
森山大道(もりやまだいどう)が、1966年に映画『とべない沈黙』(監督:黒木和雄)のスチール撮影を担当。そのロケの際に青函連絡船を通じて青森から北海道の風景や人たちに魅せられて3ヵ月間毎日写真を撮り続けたという。
本作は、加賀まりこが、草原の少女、娘、広島の女、蝶のような少女、港の女の5役を演じたATG制作の前衛的な映画。
川久保玲さんのアイデアで、鉄条網越しに当時の作品を50点近く見せる演出をしていた。森山氏独特の白黒ハイコントラストの作品は半世紀近くたった今でもその荒涼とした生々しさは失われていなかった。
◇ 森山大道
1938年大阪府池田町(現・池田市)生まれの写真家。
“アレ、ブレ、ボケ”と形容されるハイコントラストや粗粒子図面の荒々しい写真表現で60年〜70年代の日本の写真界に一石を投じた。
日本のみならず、海外でも高く評価され個展も多数開催している写真家


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