January 24, 2010
January 17, 2010
レンズを睨む女たち
クロッシング・カオス1999-2009インベカヲリ
2010.0105-0119
銀座NIKON SALON
中央区銀座7-10-1
03-5537-1469
新鋭たちの写真空間juna(ユーナ)10周年記念展が銀座Nikkon Salonで開催され、昨年から仕事の話を進めているインベカヲリさんが5作品出展していたので、行ってきた。
インベさんの作品は、いつも女性が強く、堂々としているがどこか繊細な雰囲気も同時に醸し出している。


January 10, 2010
生き物が、死に物になっても生きる。
2010.01.08-01.31
G/P gallery
渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 2F
03 5422 9331
フォトグラファー、うつゆみこさんの個展が開催されたので、オープニングに行ってきた。独特の造形感覚が冴える作品の数々は、2009年11月にパリで開催されたPARIS PHOTOでも評判だったらしい。
うつさんの写真は、大きいほど細部に凝っているのがわかるので面白い。昆虫や魚などと玩具・雑貨などを壮大な舞台へ昇華させる。今後も期待!


December 20, 2009
群衆の中の人生
Andreas Gursky
著者:Nina Zimmer
販売元:Hatje Cantz Pub
発売日:2008-02
アンドレアス・グルスキー(Andreas Gursky)の写真は、理屈抜きに好きだ。多少 作品が被っても購入してしまう。そういう航空写真を地上に向けたような謎解きの楽しさがある。
北朝鮮のマスゲーム、アラブの証券市場、多種多様なビルの側面。人が玩具のように映る半面、たくさんの人生、たくさんの喜怒哀楽が凝縮されているようにもみえる。
朝起きたら空を撮るアラーキー
荒木 経惟「遺作 空2」
Nobuyoshi Araki「2THESKY, my Ender」
2009.12.19-2010.01.09
タカ・イシイ ギャラリー
江東区清澄1-3-2-5F
03-5646-6050
本展は、新潮社より発行される同名の作品集刊行を記念した展示。昨日から開催しているので行ってきた。
アラーキーこと荒木経惟は数年前に癌を告知をされ、手術からの生還を果たした。自宅のバルコニーから写した空の写真をカンヴァスに、ペインティングやコラージュなど多彩な手法を駆使した作品群。本来作品は作者の属性物ではないと思うが、アラーキーの場合は、作者が作品を上回る。それほどのパワー、それほどのエネルギーがある。
「なんで『空2』かって。「に」や「ニ」じゃダメなんだ。「2」じゃないと。昔から言ってるけど、写真というのは現実や人生の模倣、現実の贋作であって、創作じゃないんだよ。だから2番目のコトなんだよね。全部、0(霊)感でやってるんだけどさ。空に何かを描いて「もうひとつの私の空」を創るっていう気分もあった … 死のことを思うと生のことも思うようになるね。どっちかが重くなると、もう片方も重くなる。死の予感が来ると生の欲望が出てくるんだよ、生欲が。この本は俺の「遺作」だけど、もしかしたら、ここで終わりじゃなくて、ここから生が始まるのかもしれない。虹の橋を渡る俺 あ、落ちた コロコロコロ”」(2009年10月 荒木経惟)
荒木は2009年の1月2日から白黒写真のキャンバスに向かい、「書」「ペイント」「コラージュ」などの手法を用いて、1日の“コト”また“死を想った時”の気持ちを日記の様に描いている。本作品集のために膨大な数の作品を手掛けた荒木は、個展のためにさらに制作を重ね、写真集には収められていない新作約150点を完成させた。
December 12, 2009
ドールが考えるドールハウス
Laurie Simmons: Walking, Talking, Lying
著者:Laurie Simmons
販売元:Aperture
発売日:2005-10-15
ローリー・シモンズの写真集がようやく届いた。海外からの送付は時間がかかる。それだけに届いたときの嬉しさひとしお。
シモンズの世界は、物語がある。人形にも命があり、いろいろ空想に耽ったりする。昔、ゴムのグニャグニャ人形で自前のドールハウスを作って遊んだっけ!そんな見ている者も楽しませる写真集である。
1970年の光が2009年の光
2009.12.2- 2010.1.31
BLD GALLERY
中央区銀座2丁目4番9号 SPP銀座ビル8F
03-5524-3903
大学の先輩であったか...。それにしても、プロフィールを読むと在学中から活躍している。こういう早熟なエネルギーというものは慣性の法則で長続きするものである。
◇ 沢渡朔 プロフィール
1940 東京都に生まれる。
1958 『サンケイカメラ』月例コンテスト(中学高校の部)1等2等佳作 受賞
1959 日本大学芸術学部写真学科入学
1960 同級生と写真家グループを組み 雑誌で作品発表
1962 「バーバラ夫人」日本カメラ。
1963 日本大学芸術学部写真学科卒業。
「ハロウィーンのシリーズ」にて日本広告写真家協会(APA)奨励賞受賞。
日本デザインセンター入社。
1970 映画『トマトケチャップ皇帝』 (寺山修司監督)撮影担当。
1979 講談社出版文化賞写真賞受賞
以降、雑誌・広告など活躍
スナップとしてのアート?
パルコ開業40周年記念企画 第6弾
『SHOOT:Photography of the Moment
-カメラが捉えた一瞬が語ること-』
2009.11.26−12.14
PARCO FACTORY パルコファクトリー
元「TOKION」編集長ケン・ミラーが、写真集『SHOOT:Photography of the Moment』を出版した。記念イベントとして、2009年9月17日にニューヨークを皮切りに、ロンドン、アムステルダムなど、世界各地を巡回。東京では、パルコファクトリーを会場に開催している。
本展では、90年代から現在、そして今後の活躍が期待される写真家26名による約60点の作品を展示。
写真に特別な技術がいらなくなった分、アートとしての参入障壁はさがった。ゆえに価値を持たせることの難しさは倍増したわけだ。
HIROMIXのある写真の値段がなく、スタッフに尋ねると「わからない」ということだった。こういうことではダメだなあ。
参加フォトグラファー
Stephen Shore スティーブン・ショアー
Nan Goldin ナン・ゴールディン
Walter Pfeiffer ヴァルター・ファイファー
Boris Mikhailov ボリス・ミハイロフ (ウクライナ)
Wolfgag Tillmans ヴォルフガング・ティルマンズ
Juergen Teller ヨーガン・テラー
Mark Borthwick マーク・ボズウィック
Ari Marcopoulos アリ・マルコポロス
Hiromix ヒロミックス
Glynnis McDaris グレネス・マクダリス
Linus Bill ライナス・ビル
Jason Nocito ジェイソン・ノシート
長島有里枝 ながしまゆりえ
Tim Barber ティム・バーバ
Peter Sutherland ピーター・サザーランド
JH Engstrom JH・エングストローム
Dash Snow ダッシュ・スノウ
Kenneth Cappello ケネス・カッペロ
Louise Enhorning ルイーズ・エンホールニング
Michael Schmelling マイケル・シュメリング
Nacho Alegre ナチョ・アレグレ
Ola Rindal オラ・リンダル
Paul Schiek ポール・シーク
Madi Ju マディ・ジュ
Jaimie Warren ジェイミー・ウォーレン
December 05, 2009
ファッションは肉体の上
Nick Knight
著者:Nick Knight
販売元:Collins Design
発売日:2009-11-01
Vogue,Dazed & Confused,,i-D,The Face,Visionaireなどで活躍するファション・フォトグラファー ニック・ナイトの最新本が発売された。
大学では人類生物学の勉強を、そしてアートカレッジで写真の勉強を始める。卒業後、色々なバンドのジャケット写真を撮るようになり、82年にi-Dで仕事をするようになったのがこの世界に入るきっかけだった。
アレキサンダー・マックウィーン、カルバン・クライン、クリスチャン・ディオール(ジョン・ガリアーノ)、リーバイス、ヨウジ・ヤマモトやイヴ・サン・ローラン、ジル・サンダーなどのキャンペーンフォトから、デビッド・ボウイ、マッシブ・アタック、カイリー・ミノーグなどのCDカバーの写真も手掛ける。
最近では、ニック・ナイト自身が出資するSHOWstudioプロジェクトをはじめている。
November 15, 2009
トイはアナログであって欲しい
2009.11.12−11.24
渋谷パルコ パート1/B1 LOGOS GALLERY
03-3496-1287
トイ・カメラが流行っている。ポラロイドへの執着と似ている。ノスタルジックな機械にノスタルジックな写り方。しかし、ノストルジーというのは、得てして手間をかけた分 アナログな魅力があるとろこにある。
今回の 「デジタルハリネズミ」とは、2009年3月に発売され、世界中で人気となつたデジタルトイカメラである。画像が低品質画像で8mmフィルムのテイストがでる。スパイク・ジョーンズ、シャルロット・ゲンズブール、BECKなども愛用しているという。
一瞬、購入を考えたがやめた。というのも、デジタルで撮ることに意味がないからだ。デジタルなら、普通のデジカメで撮って、後でポラロイド風に加工できる。手軽で軽い、という見方もあるが、最新のNIKKON COOLPIXは、110gに過ぎない。
話変わるが、この展示のビジュアルで登場する原紗央莉ちゃんの事の方が気になる。篠山紀信氏による写真集で事情聴取を受けるかもしれないというのだ。モデルに罪はないと思うのだが...。
◇ デジタルハリネズミ2
価格:15,750円(税込)
使用電池:CR2(連続使用時間 約1時間)別売り
記憶装置:MicroSD(推奨容量:2GB)別売り(静止画1,600 枚 動画2時間)
マクロ撮影:10cm ノーマル撮影:1m〜∞
有効画素数:300万画素
空跳ぶサラリーマン=ソラリーマン 発売!
『ソラリーマン』青山裕企(刊:ピエブックス)
Size:A5判変型
Format:172×148mm
Pages:192 (96 in color)
ISBN:978-4-89444-822-3 C0072
定価 1,344円
いつも仕事でお世話になっている写真家 青山裕企さんの写真集がついてにピエブックスから発売された。
普段、ネズミ族とか本当に日本のお父さんは、元気のないプレゼンテーションをされることが多い。せいぜい新橋で飲んだくれた姿のみがマスコミを通じて、紹介されるのが関の山である。
今回は、そんなニッポンのサラリーマンが宙を舞う。空跳ぶサラーリーマン=ソラリーマン、ということでそれぞれの個性が面白い。そんな中...ワタシも恥ずかしながら跳んでいる。下記のショットは青山さんが撮ってくれたのだが、本書には使われていないバージョン。
November 08, 2009
握手する丁寧な半漁人
Universal Studios Monsters: A Legacy of Horror
著者:Michael Mallory
販売元:Universe
発売日:2009-09-08
いやもう興奮する洋書がでた。ユニバーサルのモンスター大集合。ドラキュラ伯爵、フランケンシュタイン、半漁人、透明人間。
何より、オフショットとスチール用写真がほのぼの。さて、半漁人になって、相手役に挨拶(笑) 後ろから"わーーーっ"
フランケンから誕生日のケーキ入刀。なんだか、すっかり姿がわかる透明人間。
November 07, 2009
Y字路がうむ想像の世界
東京Y字路
著者:横尾 忠則
販売元:国書刊行会
発売日:2009-10-26
横尾忠則さんの大事なモチーフのひとつである「Y字路」を、23区から都下、島部まで、東京をくまなく探訪し、写真というかたちで追い求めた初の写真集。 本作は、都市出版社発行の「東京人」で約2年間にわったて連載された「東京23区Y字路徘徊」で掲載されたものをはじめ、東京23区のY字路を撮影し撮りためたものである。
西村画廊でも「横尾忠則 東京Y字路 写真展」を開催している。もともとは、横尾忠則さんが、幼少期に通った郷里の模型店の場所が偶然Y字路になっていたのを写真に撮ったのがはじまりで、このY字路をモチーフに、今日まで100点近く描いている。
絵の方はどんどん抽象的になって、風景が溶解していくのに対して、写真は粘り強く、誰もいなくなるまでずっと立ち尽くし写真におさめているのだ。Y字路が示唆するものは、人生の選択そのものの暗喩のようであり、あるいは単純に二つの違った景色を一度に眺められるという贅沢感だけなのかもしれない。













































