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October 21, 2012

月刊「B-maga」(2012年10月号):福田淳 連載コラム【領土問題っていくらの話?の巻】

B_maga月刊B-maga 2012年10月号
サテマガ・ビー・アイ(2012-10-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.125)は【領土問題っていくらの話?の巻】
日本を取り巻く領土紛争が再燃している。日中間の尖閣諸島、日露間の北方領土、そして日韓の間には、竹島問題がある。

歴史をさかのぼれば、国の国境など無意味になってしまう。どこまで遡ってお互いが正当化しようと現実の問題を解決することは難しい。ならば、ビジネスマンの視点で考えてみたら、どういう解決が考えられるのか?竹島の事例をもとに両国の経済的な損失と利権についての収支を試算してみた。

娯楽産業からみたら、日本での韓流系売上の下ブレ懸念が一番大きな影響じゃないかと思ってるが...

ぜひ、ご一読くださいませ!

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September 21, 2012

雑誌「Coyote」特別付録【米画】(谷岡ヤスジ x 黒田征太郎)

coyote2012_001-sCoyote No.47 特集:今、野坂昭如
スイッチパブリッシング(2012-09-22)

 









“ダサい”(ちなみに由来はダメな野菜)とか“鼻血ブー”とか流行語を多数生み出したギャグ漫画家谷岡ヤスジ先生(故人)の奥様 谷岡まち子さん(我らの世代では「スペクトルマン」にでてた女優小西まち子として知られていた)から数ヶ月前 私に電話があった。

「知人のアーティスト黒田征太郎さんが、谷岡マンガの“村”(ソン)をテーマにコラボ壁画を描きたい」とのことだった。ソニー・デジタル エンタテインメント社は、谷岡ヤスジの版権窓口を任されているのだ。

早速、雑誌「COYOTE」の新井編集長とお会いし、その辣腕で瞬く間に、コラボ・アート作品に野坂昭如氏のメッセージ付きでまとめあげたのが今月号!実物の作品は凄いデカイ。(くわしくは本誌みてみて!)

コンセプトは「米画」(コメガ)。米作のある田舎の風景。田畑を耕すどこか牧歌的だがエネルギッシュな人々。そういった日本の原風景を再起させる企画。
舞台となった兵庫県の豊岡市で来月お披露目することになっているらしい。

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本誌では単行本未収録「村はバカってた」「ヤスジのそこら中バカダヂ」など幻の短編が読める。
まずは、雑誌をご覧あれ!


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ついでに、宣伝だぞーーーーっ!
スマホで谷岡ヤスジのマンガ「ススジのメッタメタガキ道講座」「ベロベーマン」「ヤスジの任侠道」を読むには、電子書籍アプリ「ブックシェア」(無料)をダウンロード!
http://book-share.jp/

(iPhone/Android対応)
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September 20, 2012

月刊「B-maga」(2012年9月号):福田淳 連載コラム【ネットが生む愛国心】

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サテマガ・ビー・アイ(2012-09-10)












先月の私のコラム「考えるメディア」(No.124)は【ネットが生む愛国心】昨今のSNS普及により過度に強調された愛国心のことが気になる。18世紀の文学者サミャエル・ジャクソンの言葉「愛国心は卑怯者の最後の隠れ家」現代でもそんな様相を呈しているのではないか?

本当の愛国心とは、ネットで拡散された情報のミラー効果などではなく、相手の愛国心を想像し尊重することでしか存在し得ない概念なのではあるまいか。

ぜひ、ご一読くださいませ。



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月刊「B-maga」(2012年8月号):福田淳 連載コラム【引きこもりとノマドの点と線】

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サテマガ・ビー・アイ(2012-08-10)












先月の私のコラム「考えるメディア」(No.123)は【引きこもりとノマドの点と線】ということで、引きこもり自体 文明の進化によって大人が仕掛けた未来の設計が実現したものではないかという考察をした。

企業が家にいながらにして、なんでも出来るとマーケティングした結果、家出しないでも、家で社会を教えてもらえるようになった。だが、その分 現実感の喪失や偶然に対する対処法には、抵抗力が無くなってしまったのかもしれない。
ぜひ、ご一読くださいませ。

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September 16, 2012

雑誌【ビジネスチャンス】(2012年 10月号):福田 淳 連載『検索にないビジネスチャンス ネットビジネス攻略』其の三「ステマとタイアップを間違えるな!」

IMG_0004_edited-2ビジネスチャンス 2012年 10月号 [雑誌]
ビジネスチャンス(2012-08-22)












◆ 連載「検索にないビジネスチャンス ネットビジネス攻略」

其の三ということで、今回のテーマは、「ステマとタイアップを間違えるな!」を書かせてもらった。

企業は、雑誌の“タイアップ”のような気持ちで人気タレントのブログなどに自社商品をよく書いてもらうと“ステマ”と批判されてしまう。

しかし、タレントも商売である以上、過去から好きでもない商品をテレビなどで宣伝してきた。だから、いまさらネット時代になってステマなどと批判されても驚いているのではないか。

それは、個人がテレビのような公的なメディアでなくても大きな影響力をもつメディア(SNS/ ブログ)を持ってしまったことに無自覚なところから問題は発生しているのだ...というようなことを論じている。

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◆ 特集「IT業界の猛者たちが考えるソーシャルメディアと次なる一手」

中村編集長からIT社長仲間を紹介してということで、下記の7人を紹介させてもらった。みなさん、それぞれのIT分野の第一線で活躍している方々なので、面白い。

エニグモ 須田将啓社長/SATISFACTION GUARANTEED PTE,LTD 佐藤俊介CEO/オウケイウェイヴ 兼元謙任社長/エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ 大橋大樹社長/インタースペース 河端伸一郎社長/アイレップ 紺野俊介社長/アイランド 粟飯原理咲社長 (順不同)


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ぜひ、ご購読を!



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August 05, 2012

月刊「B-maga」(2012年7月号):福田淳 連載コラム【ステマを見抜くソーシャル時代の目利き力】

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サテマガ・ビー・アイ(2012-07-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.122)は【ステマを見抜くソーシャル時代の目利き力】ということで、ウェブのステマは問題になって、テレビのステマはまったく問題にならないのはなぜか?ということを考えてみた。

タレントがお金をもらって宣伝するのは当たり前、ウェブだとタレント自身の好みと思われ、雑誌だとお金をもらっていると思い込まれたのはなぜだろう?ソーシャルメディア時代には、他のコンテンツと同じようにタレントも無報酬で働かなければならないのか?

ぜひ、ご一読くださいませ。

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June 24, 2012

雑誌「ビジネスチャンス」(2012.8月号):福田淳 連載【検索にないビジネスチャンス】(其の二)“いま堂々と勉強するフェイスブック”

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ビジネスチャンス(2012-06-22)











老舗のビジネス雑誌「ビジネスチャンス」(2012.8月号)に先月から連載をさせていただいている。

【検索にないビジネスチャンス】ということで、連載2回目は、“いま堂々と勉強するフェイスブック”。企業は、マスコミのフェイスブック熱(良くも悪くも)につられないように、現実を見極めて活用すべし!

くわしくは、ポチッと購入よろしく。本屋にもあります。

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June 11, 2012

月刊「B-maga」(2012年6月号):福田淳 連載コラム【射幸心の虜は人の性】

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サテマガ・ビー・アイ(株)(2012-06-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.121)は【射幸心の虜は人の性】ということで、
最近何かと話題のソーシャルゲームのコンプガチャ問題について考えてみた。

考えてみたら、パチンコやギャンブルや果てはアルコールなど、人が陥る依存症はソーシャルゲームに限らない。私なんか、一時期スターウォーズの王冠集めるのにコーラ買いまくってた時期もあった。つまり、多かれ少なかれ消費者を煽るのがマスメディアの役割であるとさえいえる。大事なのは受け止める人の自制心に対する教育の問題化かもしれない。

ぜひ、ご一読くださいませ。

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June 02, 2012

月刊「B-maga」(2012年5月号):福田淳 連載コラム「『いいね!』が社会を『よく』する日」

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サテマガ・ビー・アイ(株)(2012-05-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.120)は「『いいね!』が社会を『よく』する日」ということで、便利を加速させるネットの良さだけではなく、ネットを利用して現実をどうよくできるのか考察してみた。

フェイスブックの中で起きている「いいね」は、実に平和な状態における「いいね」であって、現実に危険が及んでいる時や場所とは無縁の存在である。しかし、われわれが平和に暮らしている間にものっぴきならない“リアル”が存在することを忘れてはならない。


ぜひ、ご一読くださいませ。

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April 21, 2012

月刊「B-maga」(2012年4月号):福田淳 連載コラム「自称占い師とワイドショーの違い」

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サテマガ・ビー・アイ(2012-04-10)












月刊「B-maga」(2012年4月号):福田淳 連載コラム「自称占い師とワイドショーの違い」


今月の私のコラム「考えるメディア」(No.119)は『自称占い師とワイドショーの違い』ということで、洗脳という観点(反証を受け入れない構造)では同じようなものではないかと思う。洗脳で奪われた心から体を取り戻すための方法は何か。

テレビに限らず、ネットでもその世界の中で生きている限り、リアルな現実の時間が減少し脳の世界の中で暮らすことになる。脳の世界は“考える世界”であり心の世界である。それも悪くないが、やはり現実の体の時間をとらないと、頭でっかちになってしまうのではないか。心技体というが、体を取り戻すための心のありようは何か考えてみた。


ぜひ、ご一読くださいませ。

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April 01, 2012

雑誌【illustration 】 2012年 03月号 :ほしよりこ D〔di:〕 おかだ萌萌 山口晃

IMG_0008illustration (イラストレーション) 2012年 03月号 [雑誌]
玄光社(2012-01-18)










いやあ、この号凄いわ!!これはただ買ってぇ。

「有名作家わたしのワークスタイル」という特集で、和田 誠さん、大橋 歩さん、山口 晃さん、唐仁原教久さん、長崎訓子さん、おくはらゆめさん、岡本かな子さん、D〔di:〕さん、おかだ萌萌さん達、総勢9名登場。

【鴻池朋子】東日本大震災の被災地、石巻で鴻池朋子さんが行ったボランティア活動「ミミオ図書館」を現地取材。

【ほしよりこ】
「猫村さん」で一躍マンガ家としてトップランナーとなったほしよりこさん。
彼女の一面がうかがえるインタビューが掲載されている。

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March 25, 2012

月刊「B-maga」(2012年3月号):福田淳 連載コラム「コンテンツ流通の新しいカタチ」

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サテマガ・ビー・アイ(2012-03-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.118)は『コンテンツ流通の新しいカタチ』ということで、20世紀型 大量消費前提のメガ・メディアであるテレビや新聞から21世紀型 特定小集団に向けたウェブやソーシャルメディアへの新しいコンテンツの在り方について考えてみた。

企業から消費者へ...だけではリーチしないのは消費者が広場から密林に移住したとも考えられる。だから、優秀な通訳やコーディネーターを雇って口伝えに伝搬させなければならない。そういう時代のコンテンツ事例を紹介。

ぜひ、ご一読くださいませ

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February 19, 2012

月刊「B-maga」(2012年2月号):福田淳 連載コラム「ネットがもたらす輝かしい未来」

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サテマガ・ビー・アイ(2012-02-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.117)は『ネットがもたらす輝かしい未来』ということで、ネットがどんどん進化していくとネット世界のリアリティが現実世界にも反映されてくると思う。先日も何か小売キャンペーンの事例であったが、ネットキャンペーンが成功すると、その商品のコンビニでの売り場面積が増えたという事例があるらしい。一方で、デジタルオフによる新しい“癒し”の在り方もライフスタイルに組み込まれるであろう。

そういう、新しいを取り入れた自分の也のスタイルを模索する時代がはじまったのだと思う、という話。

ぜひ、ご一読くださいませ

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January 22, 2012

月刊「B-maga」(2012年1月号):福田淳 連載コラム「距離感ゼロの恐怖」

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サテマガ・ビー・アイ(2012-01-10)












今月の私のコラム「考えるメディア」(No.116)は『距離感ゼロの恐怖』ということで、ソーシャルメディアが流行れば流行るほど、人と人の距離感がなくなってくるのではないか?

最初は良かったのかもしれないが、Facebookなど慣れてくると知らない人からの申請は別として、知ったばかりビジネスマンや大昔の恋人まで繋がらなくてはならなくなる!

日本人の得意とする“間”の文化はどこにいったのか?詫び、寂びの中に“間”を見つめ想像を楽しむ。そういう余地がなくなってきているという話。

ぜひ、ご一読くださいませ。


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January 09, 2012

ボリス・ヴィアンの本「うたかたの日々」を読もう!…読んだら人が恋しくなる。

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(Boris Vian, 1920年3月10日 - 1959年6月23日)
フランスの作家、 詩人








吉祥寺の古本屋で雑誌「WAVE」(ボリス・ヴィアンのサンジェルマン・デ・プレ)1993年3月号と「ユリイカ」2000年3月号を購入した。

わたしの幼少期の読書体験の中で、安倍公房、ガルシア・マルケスと並んで熱中して読んだ小説はボリス・ヴィアンのものである。

独創的な小説「北京の秋」(砂漠に鉄道を敷く話)、「うたかたの日々」(恋人の心臓に睡蓮が咲く難病の話)、「帝国の建設者」(なぜか高層ビルの上に行くたびにひとりずついなくなる不条理劇)を書くかたわら、生活のために別名で通俗小説も書いた。

しかし、なかなか認められず小説を捨てシャンソン歌手、詩人として活動。自著「墓に唾をかけろ」が映画化されるが、試写がはじまって10分で39歳で亡くなってしまう。本人はこの映画化が気に入らなくて仕方なかった。

そんなヴィアンの小説や音楽がブームになったのは死後である60年代。遅れてきたカフカのような存在なのである。

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あの強烈な読書体験から30年近くなり、こうして体系的に彼の人生を俯瞰できるのは素晴らしいことだ。

ヴィアンがSF画家をやっていたことも初めて知った。

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『アルフレッド・ミュッセからボリス・ヴィアンまでの作家絵画展』
プレイヤード・ギャラリー
1946年12月2日

そして、極めつけは2番目の夫人ユルシュラ・キュブレール(バレリーナ)へのインタビューである。(たぶん彼女はこの時点で70歳前後)出版社のパーティで出会った二人は1954年に結婚した。

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愛があるインタビュー。以下、抜粋。

− 彼は浮気しませんでしたか?

UK 「さあ、それは分かりません。それに、そんなことは別に大騒ぎすることでもないでしょう。彼は美しい女性が大好きでしたから。(中略)それは彼の人生で私の人生ではないですから。もうろん、私たちは愛し合っていたし、お互いにやきもちをやきました。でもそれを理由にしたことはありません。アバンチュールのどこがいけないのでしょう。私だってハンサムな男の子が好きですよ!ただ、私たちはお互いを信頼していたので、関係が壊れることはなかった。」

−  再婚のお考えはなかったのでしょうか?

UK 「彼のような男と一緒に暮らした後で?そんなこと不可能ですよ。他にも立派な人はたくさんいるんでしょうけど。」

− でも、ボリス・ヴィアンと暮らしたのは、わずか9年だけでしょう?

UK 「今年で39年目になります。彼はいつもそばにいます…」

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