Art

July 07, 2013

Chim↑Pom 企画展『PAVILION』

chimpompavilionChim↑Pom
企画展『PAVILION』

2013年3月30日(土)〜7月28日(日)
岡本太郎記念館
港区南青山6-1-19
03-3406-0801






アーティスト集団Chim↑Pomと岡本太郎のコラボレーション企画展『PAVILION』が、3月30日から東京・青山の岡本太郎記念館で開催されている。

2011年5月に、東京・渋谷駅構内にある岡本太郎の壁画『明日の神話』に福島第一原発の原発事故を想起させる作品『LEVEL 7 feat.「明日の神話」』をゲリラ的に設置したことで世間を騒がせたChim↑Pom。

『LEVEL 7 feat.「明日の神話」』をはじめ、岡本太郎の1967年の作品『殺すな』の文字をもとにしたChim↑Pomの新作『殺すな』など、立体、映像、写真など新作15点を展示。

岡本太郎記念館の館長・平野暁臣は同展について「いまは無き芸術家と正面から格闘しようとした若い想像力の軌跡を見てほしい。そこにあるのは悪ふざけでも賛美でもない岡本太郎との真摯な対話だ」とコメントしている。

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May 12, 2013

Ly's Exhibition “PARK’S GRAY” at GALLERY TARGET 2013.0502-0518

LYTAG“PARK’S GRAY” by Ly

Artist : Ly
Place : GALLERY TARGET
Address : 東京都渋谷区神宮前2-32-10
Date : 2013年5月2日(木)〜5月18日(土)
Time : 12:00 – 19:00 (※日曜休廊)
Reception : 5月2日(木) 19:00 – 21:00
Tel : 03-3402-4575




これまで白黒の世界に新たに加わった“グレー”!

今回は、キャンバスと立体にて披露。

↓ シンガーのRay Yamadaとプレビューにかけつけたよ。


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↓ グレーのお馬...カッチョイイ!

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↓ 会場の[GALLERY TARGET]のすぐそばにあるアメリカンダイニングカフェSan Francisco Peaksで壁画も公開されてる!

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でもって、Lyが創った写真加工アプリ【LyTAGCAM】も紹介しとくよ。

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App store ダウンロード!

http://bit.ly/13P3gPX



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March 24, 2013

[G-tokyo 2013]:Japan's top 18 contemporary galleries present

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2013年03月23日-24日
東京ミッドタウン・ホール
港区赤坂9-7-1 B1F









プレビューに行ってきた。今年で4回目。

日本のトップギャラリーが集まる。さすがのハイクオリティ。「アートフェア東京」が新人を見つける愉しみだとすると、こちらは日本の現代アートシーンの中心になるアーティストを再確認する愉しみの場所といえる。

名和晃平 / Kohei Nawa [TRANS]
SCAI THE BATHHOUSE

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藤原康博 / Yasuhiro Fujiwara
MORI YU GALLERY

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塩田千春 / Chiharu Shiota
KENJI TAKI GALLERY

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草間彌生 / Yayoi Kusama《Flowers That Bloom Tomorrow》
Ota Fine Arts

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March 23, 2013

Art Fair Tokyo 2013;Japan's largest art fair event.

20130321_419087アートフェア東京 2013

2013年03月22日 〜24日
東京国際フォーラム地下2階
千代田区丸の内3丁目5番1号
03-5221-9000






今年で8回目。
プレビューに行ってきた。

国内外140以上のギャラリーなどが集結し、古美術、工芸品から日本画、洋画、現代美術まで、時代とジャンルを超えた作品が一堂に会す。

辛美沙さんがディレクターでなくなってから、現代アートギャラリーが少なくなったような気がする。一方で同時期に開催される[G-tokyo2013]の方が内容が濃いね。

それでも、好みのアーティスト作品はたくさんあった。

なんといっても、久谷焼窯元 六代目 上出惠悟のキッチュな陶器!
これ、お菓子入れ!

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それと、[GALLERY TARGET] の品揃えは全部良かった。

テリー・リチャードソンピーター・サザーランドマグドロン
下記は、テリーさんのお母様が入院していた時の見舞いの花をスタジオに持って帰って撮ったらしい色味がテリーらしい。

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[Takashi Somemiya Gallery]のHAYAMA TOMOEのカッティングシートを貼ったカラフルな力作も見ごたえあった。

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March 16, 2013

記録集『art-ZINE: 冊子型アート・コミュニケーション』 執筆・編集: 高橋律子 発行:金沢21世紀美術館

tyuyhiujio記録集『art-ZINE: 冊子型アート・コミュニケーション』

執筆・編集: 高橋律子
発行:金沢21世紀美術館
2012年9月30日
ISBN 978-4-903205-33-5








2011年10月に金沢21世紀美術館主催でシンポジウム 「ZINEの未来形 FANZINE・ZINE・art-ZINE」が行われた。

ユトレヒト 江口宏志さん、Lilmagの野中モモさんと私がパネリストとして参加。
この本は、その記録集である。

ゼロックスの時代からグラフィティアーティストや詩人がつくりはじめたアートジン。電子の時代にもハンドメイドで量産不可というところに魅力があるのかもしれない。

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"Urban Narratives" Exhibition at Espace Louis Vuitton Tokyo

poster“Urban Narratives ―ある都市の物語―”

2013年01月26日 〜 2013年05月06日
エスパス ルイ・ヴィトン東京
渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
03-5766-1094








エスパス ルイ・ヴィトン東京の第6回エキシビションは、インドの現代アートシーンを紹介。
美術史家であり美術評論家でもあるナナク・ガングリー(Nanak Ganguly)が、コルカタ(インド・西ベンガル州)で活動する新進気鋭のインド人アーティスト4名を選抜。

11作品のうち、8作品が今回新たに制作され、インドを拠点とするインド人自らの視点でインドの現状を描く―というアイデアから生まれた本エキシビション。

アディプ・ダッタ(Adip Dutta)、スネハシシュ・マイティ(Snehasish Maity)、セカール・ロイ(Sekhar Roy)、ピヤリ・サドゥカーン(Piyali Sadhukhan)は皆、中世の書や偶像から植民地時代の遺産に至るまで、インドの文化的な歴史に深く影響を受けています。

セカール・ロイの『Skyline(スカイライン)』は、インド特有の空間を再発見させてくれ、アディプ・ダッタの考古学への関心は、イメージと言葉、主張と理解の間のギャップを再構築させてくれます。ピヤリ・サドゥカーンの作品は、亜大陸の歴史だけではなく、その世界におけるジェンダーの役割も考察。スネハシシュ・マイティは都市の体験に焦点を当てている。

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February 03, 2013

Hermes Editeur COULEURS DE L’OMBRE by HIROSHI SUGIMOTO

GTFYDT (3)第3回エルメス・エディター
 「影の色」 杉本博司展
Hermès Éditeur COULEURS DE L’OMBRE by HIROSHI SUGIMOTO

2012年11月15日(木)〜12月31日(月)
メゾンエルメス8階フォーラム
中央区銀座5-4-1
03-3569-3300
主催: エルメスジャポン株式会社



昨年、良かった展示だったのに取り上げるの忘れてた。

「エルメス・エディター」とは、エルメスが現代アーティストとともに制作するアートプロジェクトの名称。

アーティスト・カレ(スカーフの名称)は、2008年に発表されたジョセフ・アルバースの《正方形へのオマージュ》にはじまり、2010年にはダニエル・ビュレンヌによる《Photo-souvenirs au carré - カレ:思い出のアルバム》、そして2012年6月には、スイス、アート・バーゼルにて杉本博司による《影の色》が発表された。

今回、その展示。(下記、紹介文から抜粋)

エルメスのジェネラル・アーティスティック・ディレクター、ピエール=アレクシィ・デュマは、2010年に杉本の東京のアトリエで、《影の色》プロジェクトを紹介された。

「それを目にしたときのことは今でも鮮明に覚えています。光の降り注ぐ広い空間の中央に、一点の曇りもない限りなく透明なクリスタルのプリズムが、床から天井までまっすぐに、まるで柱のように立っていたのです。それは一種の実験装置であり、まるでアトリエの白い壁に影が落ちるように、プリズムを通った陽光が毎朝、色にあふれた世界をつくりだすのです」

杉本はこの刻々と異なる表情を見せるグラデーションを、数年間、几帳面にポラロイドに収めてきた。その光をカレで実現したのだ。

杉本博司とピエール=アレクシィ・デュマは、シルクに転写する20枚のポラロイドを選んだ。20のパターンはそれぞれ限定エディションで7枚ずつ、合計限定140枚のカレが140cm x 140cm のサイズで生まれた。

美しい展示だった。スカーフの方はウェブで購入できる。
1枚7000ユーロ(87.5万円)

http://editeur-jp.hermes.com/editions/h3-hiroshi-sugimoto/couleurs-de-l-ombre.html

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January 10, 2013

Ernesto Neto [Madness is part of Life ] Espace Louis Vuitton Tokyo

hygtエルネスト・ネト「Madness is part of Life」

2012年09月29日 〜 2013年01月06日
エスパス ルイ・ヴィトン











美術館以外にもアートの楽しみ方がある。
ギャラリーが敷居が高いと感じる人も多いだろう。

そういう人に必ず進めるのが表参道のルイ・ヴィトンの7階にあるエスパスを紹介している。眺めも最高だし、ゆったりとした空間で一流のアートを見せてくれる。

第5回目となる今回はブラジル人アーティスト エルネスト・ネトを迎えている。

エルネスト・ネトは、1980年代後半より作品の発表を始め、伸縮性のある薄い布地や香辛料などのユニークな素材を用いた有機的な立体作品やインスタレーションで知られています。

本展示の中心となる作品『A vida é um corpo do qual fazemos parte(われわれは生という体の一部)』は、精子を表す通路部分と卵子を表す居住空間という2つの要素で構成された巨大なインスタレーション作品。

そんな難しいこと考えないで、単に網の中にはいって童心に帰るもよし!

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December 02, 2012

会田誠 展【天才でごめんなさい】“アイデアは日常(ケ)のときに出るものの、制作はあくまで非日常(ハレ)の行為”

POOUH会田誠展:天才でごめんなさい

2012年11月17日〜2013年3月31日(日)

森美術館 (森タワー53F)
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
03-5777-8600


《滝の絵》
2007-10年
国立国際美術館蔵、大阪



同じ昭和40年(1965年)生まれの現代アーティスト会田誠さんの初期作品から最新作までを紹介する大規模個展。

1990年初頭の初期代表作『あぜ道』から最新作7点を含む、約100点を紹介。
『巨大フジ隊員VSキングギドラ』や『犬(雪月花)』シリーズなど、“18禁の部屋”も展示。2008年以降続けてきた段ボールワークショップも、観賞者が参加できるワークショップを開催し、ついに完結する予定。

美少女、歴史、戦争、漫画、サラリーマンなど多様なテーマで見応えたっぷりだった。

会田誠さんのアート作品をみて、これはアートなのか?など様々な意見がでること自体 正しい批評のはじまりだろう。私はアートとは何か?というような話に組みしない。結論がないし、アートの楽しみ方というのは普遍的なものでありえない。
アートが誰か人を楽しませるという点において娯楽の一つの形態なのだと考える。だからアートはたった一人の理解者がいれば成立する きわめてミニマルなジャンルのものかもしれない。
複製可能な前提のマスプロダクトではない。だから、議論百出となる。

会田さんのアート作品の楽しみは、同じ時代感覚を共有できるところにある。それは、パロディであり、批評であり、美しさだ。

大量のピンクチラシをコラージュして花の咲いた樹を描いてみせた「鶯谷図」(1990年)などは、アイロニカルな“美” を感じる。携帯普及の前世代で電話ボックスの奇妙な世界観を共有したものが、その卓抜した発想に美しさを感じることができる。

そういう一つ一つの作品を単に美しいとか面白いと触発されるだけでなく、受け手に無数のテキストを誘発するセンスがある。これが会田誠さんの天才の所以なのだと思う。

現代アートに興味がない人でも結構楽しめる展示と思う。

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《切腹女子高生》 2002年 アクリル絵具、ホログラムフィルム、透明フィルムに出力 119x84.7cm 渡井康之氏蔵 Courtesy: Mizuma Art Gallery




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「ジューサーミキサー」(2001年)
キャンバス、アクリル絵具 
290x210.5cm
TAKAHASHI COLLECTION




pic01《紐育空爆之図(戦争画RETURNS)》(にゅうようくくうばくのず) 1996年 六曲一隻屏風/日本経済新聞、ホログラムペーパーにプリントアウトしたCGを白黒コピー、チャコールペン、水彩絵具、アクリル絵具、油性マーカー、修正液、鉛筆、襖、蝶番、その他 169×378 cm 零戦CG制作:松橋睦生 高橋コレクション蔵



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《鶯谷図》1990  渡井康之氏蔵



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November 11, 2012

Ly's Art World:町のすべてがアートの具材なのさ!家、雲、モンスター、フォント、コーク!

!cid_19B6188E-E765-451E-B817-9D1F3BDE8482アーティストLyによるアートショー "I KNOW YOU"

2012年8月10日(金)19:00〜
ビームスT 原宿 オープニング




ちょっと前のパーティの様子をいまごろブログにあげてる。

というのも、最近Lyちゃんと一緒に仕事をしているから、そのテンションの一部を紹介しとかないと、次の新しいウェーブをつかめないな、という思いからつらつら書いてみることにした。

このパーティは、頭の20分くらいしか所要でいられなかった。
まず、会場に入ると、お馴染みの黒フード攻め!yay!

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商品もTシャツからお皿までLyワールド前回のモノクロなカラフルさ!
そんな中、いよいよライブペインティングがはじまった。
こりゃ、人も多いし...描きにくいだろうなぁ。

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...というところで時間となってしまった。本人に話せずじまいで退散。
詳しい個展の内容はコチラまで。


◆次のトピック

スマートフォン向け写真加工アプリ【PopCam】でLyちゃんのステッカーが人気なんだ。

写真 2012-10-07 19 40 03



ダウンロードなどの情報は下記まで。
http://popcam.jp/



これを使うと、普段のスナップショットがいきなりアートになる。

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グッズ販売からデジタル仕事まで、Lyちゃんの世界観がちっとも変わらないのが凄いよね。

その極意を語ったのが、最新号の雑誌【SWITCH】特別編集号

SWITCH 特別編集号 ソーシャルカルチャーネ申1oo The BibleSWITCH 特別編集号 ソーシャルカルチャーネ申1oo The Bible
スイッチパブリッシング(2012-10-06)




実は、私と対談してくれている...。よかったら読んでくださいな。(宣伝失礼!)


◆さらに次のトピック

今年で二回目の【シブカル祭。2012】(女子のミックスカルチャー祭)が渋谷パルコで行われた。 (10/19-29)

その壁面に巨大な壁画を描いたのもLyちゃん!!
写真だとわからないけど、もっともっと巨大なのだ。これは、本当は太陽の塔みたいに永久保存して欲しいけど、いまはもうない。残念!

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ということで、この3ヵ月余りの私が知りうる部分の活動を紹介したが、Lyちゃんのユニークさは...やはりそのエネルギー分量だろうな。極端な色の集約(黒と白)によって、逆に豊かな表現になっている。

子どもの落書きのような巨大なキャラクターたち、マック、コークのような大量消費カルチャーなど どこにでもありそうなモチーフで新しいクリエイティブ表現に昇華させている。

Lyアートを観る者は、その圧倒的なパワーに瞳孔が開くのだ。
また、新しい仕事を一緒にしたい!



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October 07, 2012

ハヤマトモエ【Oriental】展:タミヤのステッカーをコラージュして若冲の世界を現代風に再現!

exh20120820013ハヤマトモエ(Tomoe Hayama) 「Oriental」展

2012年8月25日〜9月28日(金)
タカシソメミヤギャラリー
文京区関口1-24-8
03-3267-0337










ハヤマトモエさんとの縁は、意外と深い。彼が阪大で数学のアシスタントをやっていた時代に、千里のアパートを訪ねたこともある。
タミヤのステッカーをコラージュして若冲の世界を現代風に再現していた。そのユニークな発想力に嘆息したものだ。

その時から、私がやっているS-des GALLERYに作品を提供してもらいアートフェア東京に出品させてもらったりして継続した関係を築いている。

さて、今回の展示企画は初夏にタカシソメミヤギャラリーのオーナー染谷さんからお話を頂戴し、一部作品の貸し出しとハヤマさんの最新作を合わせて初個展を開くという。私自身が実現できなかったので、非常に嬉しい企画だった。

現在、ハヤマさんは北京で数学の仕事をしているが、今後も変わらずアートの世界を追及してほしいと思う。写真ではイラストっぽく見えるが実物は、貼ったステッカーの厚みが一点モノのユニークさを醸し出している。

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左:ハヤマトモエ
右:フクダデスガ



写真 12-08-26 15 49 49













オーナーの染谷さん


その他、ソニー・デジタルでのデジタル仕事。

写真 2012-10-07 19 35 11写真 2012-10-07 19 40 00着せかえ天気アプリ【イマハレ】

iPhone  http://bit.ly/QizWhu
Android http://bit.ly/StZ93H


ハヤマ・トモエがクリエイトした天気アイコンも楽しめる!







35 40写真 2012-10-07 19 40 03写真加工アプリ【PopCam】

iPhone http://bit.ly/VLXn2N
Android http://bit.ly/NkzieT


女子に人気の写真加工アプリ。ハヤマトモエのステッカーを写真に貼れる!

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寄藤文平の夏の一研究:100のデザインがあるんじゃなくて、100の考え方があってデザインがあるってこと!

IMG_0001寄藤文平の夏の一研究

2012年09月03日(月)〜09月29日(土)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル 
03-3571-5206








寄藤文平さんはJTのマナー広告「大人たばこ養成講座」やフリーペーパー『R25』の仕事で広く知られる注目のグラフィックデザイナーである。

だが私にとっては、「死にカタログ」というユニークな本の著者という位置づけなのである。それほど大好きな本で、各国の宗教事情に合わせたヒトの人生を描いている。軽い読み物ながら、重く考えさせられる内容だった。こでは感想割愛。

また、今回の展示会は2009年12月のイラストレーション展「KIT25」以来3年ぶりである。

さて今回の「夏の一研究」のコンセプトは、下記のチラシにご本人が分かりやすく記している。

  「みなさま、残暑の折、いかがお過ごしでしょうか。
  このたび、わたくし寄藤文平は、展覧会を開くことにしました。
  しかし、展覧会というのははじめての経験で、何をしていいものか
  まったくわからないでおりました。これまでの仕事は、
  作品として展示するような性質のものではありません。
  かといって、新しく見ていただく何事も持っていない。
  なるほど、私はやはり、展覧会などやっていい人間ではなかった。
  初夏の頃、そこに気がついたところで、私の中の展覧会は終了いたしまし
  た。
  展覧会終了後、私はすっかり気楽になって、最近気に入っている
  黒板とチョークを使ったアートワークなどを作って、余暇を過ごしました。
  夏の一研究とありますが、主に黒板とチョークの研究です。
  研ぐ究めるといった世界ではありませんが、
  来場者が少ないとさびしいので、みなさん、ぜひ来てください。

  二〇一二年八月 寄藤文平」


...と、もうご本人がこの段階から楽しんじゃっている。

1階では、アートワークの展示、地下1階では、黒板をキャンバスにしたデザインワークが展開。
黒板にチョークで描かれているので、こすったら消えてしまう。お客さんは注意しなければならない!これぞアート!

地下1階で、赤瀬川 原平氏の著書「千利休―無言の前衛」を題材に、コンセプト別にたくさんの装丁を研究課題として展示している。

千利休―無言の前衛 (岩波新書)岩波書店(1990-01-22)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


タイトルからイメージして、「無言の吹き出しを付けた千利休が崖っぷち (=前衛) に立っている」 感じだったり。茶室や朝顔のみをモチーフにしたり、デザインを遊んでいる。

ちなみに、この研究結果は一冊の本になって発売される予定。楽しみが続くわけ!もう、終わっちゃった展示なので、いけなかった人はそちらをお楽しみに!

◆略歴
1973年長野県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科中退。
1998年ヨリフジデザイン事務所
2000年有限会社文平銀座設立。
近年は広告アートディレクションとブックデザインを中心に活動。
イラストレーターとして挿画の連載や、著作も行う。 
http://www.bunpei.com



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September 16, 2012

野口一将 個展【Synthetic Garden】 (ART FRONT GALLREY)

IMG_0007野口一将 個展 Synthetic Garden

2012年7月13日〜29日
ART FRONT GALLREY
渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA棟


影でみせるアート。建築家らしい、陰影の計算が思わぬ幻惑を呼ぶ。
代官山を散歩していたらみつけた。アーティストもいたので、デジタル仕事を依頼した。

しばらく、ニューヨークで仕事があるらしく帰国したら取り掛かってくれるとのこと。楽しみ。


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◆1978年高松市生まれの建築家・野口一将の個展。今回は、マスキングテープで壁面に疑似的空間を生み出し、奥行のある建築空間を作り出す。疑似空間に疑似展示物を置くという、二重、三重の反転がおもしろい、重心のとれた作品が並ぶ。



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September 15, 2012

【奇っ怪紳士!怪獣博士!大伴昌司の大図解 展】一枚の絵は一万字にまさる!

IMG_0006_edited-1【奇っ怪紳士!怪獣博士!
    大伴昌司の大図解 展】
   ……一枚の絵は一万字にまさる……

2012年7月6日(金)〜9月30日(日)
弥生美術館
文京区弥生2−4−3
03-3812-0012 
 
 
 
 


この展示が実現されたことについては、弥生美術館のキュレイターであり、かつ大伴研究本「怪獣博士! 大伴昌司 ---「大図解」画報」(河出書房新社)の著者でもある堀江 あき子さんの不断の努力と大伴さんへの愛に敬意を表したいと思う。

思えば、展示までたいへんな道のりがあった。大伴さんの原画の散逸や震災による遅れもあった。(本当は昨年の7月予定だった)

そして、大伴昌司のお母様 四至本アイさん(102歳)のバックアップも大きかった。確か昨年の6月ごろ四至本アイさんのお宅(いまも残る大伴さんの仕事場の横)で対策会議をやったのが懐かしい。いずれにせよ、ここまで体系的に材料が揃った展示は珍しいのではないか。大伴さんは生前、自分の名前は歴史から消え去るだろうと予言していたのが唯一外れた予言だった。21世紀になっても現代アーティスト村上隆さんが、その功績をたたえる展示を行ったり、今回のこのような展示が行われるのだから。それにしても、36歳の急死(1973年)は天才ゆえと考えざるを得ない。

私の恩師でもある少年マガジンの天才編集長 内田勝(故人)さんとのコンビは、子ども向けマンガを万人のものにし、大伴さんとの巻頭ビジュアル・シリーズは、その後のビジュアルマガジンの先駆けにもなった。内田さんは、1971年に「ホットドックプレス」の創刊編集長を務め、そのコンセプトを定着させた。

今回、その原点となった「週刊少年マガジン」の巻頭ビジュアルの原画なども多数展示されている。どのアイデア、レイアウト、クリエイティブをみてもまったく色あせていない。むしろ歴史の長さで、その問題提起(未来社会への警告など)はよりアクチャルなものになっている。

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↑ 大伴さんが想像した怪獣の仕組み図版。限定クリュアファイルやポストカードとして弥生美術館で販売している。

大伴昌司(1936〜1973)は、1960年代後半から70年代前半にかけて、少年雑誌の巻頭グラビアや図解記事の企画・構成・レイアウトを手がけたほか、ミステリ雑誌・SF雑誌のライター、テレビ脚本、映画評論など、多彩なジャンルで才能を発揮した希代のクリエイター。

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↑ 大伴直筆によるレイアウト。


また大伴は、「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣の性格や体内構造を詳細に設定し、少年雑誌で特集を組み、「怪獣大図解」「ウルトラ怪獣入門」等の書籍で紹介して怪獣ブームの火付け役となりました。当時彼は、"怪獣博士"の異名で多くの子供達に親しまれ、様々なメディアで寵児となっています。

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↑ 南村喬之さんや石原豪人さんの原画も展示!!

本展では、少年マガジンを中心とした少年雑誌で、怪獣や特撮映画、SF、恐怖文学、CM、劇画など多彩なテーマを先駆的なビジュアル構成で紹介し、多くの人に影響を与えた大伴流〈大図解〉の世界を、ラフスケッチや構想メモ、南村喬之や柳柊二、石原豪人、水氣隆義らの挿絵原画、当時の雑誌資料などからご紹介。

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↑ 展示のキャッチコピーにもなっている「一枚の絵は一万字にまさる」は、1970年1月号の「週刊少年マガジン」巻頭グラビアで、大伴昌司がつけたコピーでその後のグラビア時代(ビジュアルマガジン)の幕開けを宣言した。


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↑ 左:雑誌『COM』(虫プロ商事)1967年7月号「怪獣ブーム総まくり」この座談会では大伴さんを始め内田さん他 少年サンデーの小西編集長など出席している。

右:『ミステリマガジン』(早川書房)1966年7月号「アン*ルから逃げ出した男」(著 大伴昌司)

若き日に寄稿したミステリ同人誌や自ら編集発行した恐怖文学同人誌、本格的なSF入門書「SFの手帖」、日本SF作家クラブ事務局長として国際SFシンポジウム開催に尽力した際の資料など知られざる仕事も取り上げている。 
  
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記念写真は、左が四至本アイさん、右が内田勝さんの奥様。



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August 18, 2012

David Lynch's art exhibition ; Why electrocity make me do bad things?

123デヴィッド・リンチ展 “David Lynch”

2012年6月27日 - 2012年7月23
8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
渋谷区渋谷2−21−1 渋谷ヒカリエ8F








 「イレイザーヘッド」「ツイン・ピークス」「マルホランド・ドライブ」等の映画で知られる映画監督デヴィッド・リンチの水彩、ドローイング、リトグラフを中心とした展示。

以前、コムデギャルソンのギャラリーSIXでやった油画と違って 値段も安めで内容もわかりやすくなっていた。でも、やはりリンチは重厚でないとねぇ。
 
渋谷ヒカリエということもあって軽めだったのかな。

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Left:I could not get away from her (Woodcut ED 30) 2012
Right: Why electrocity make me do bad things (Woodcut ED 30) 2012


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