月刊「B-maga」(2012年11月号):福田淳 連載コラム【権威がブランドだった時代】Woody Allen's "Midnight in Paris" -That Paris exists and anyone could choose to live anywhere else in the world will always be a mystery to me.

November 18, 2012

映画【幸せの教室】 (監督・脚本・主演トム・ハンクス)この教室では幸せにはなれんね!

Larry-Crowne-6a0ac4c0幸せの教室
監督・脚本:トム・ハンクス
出演:トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(2012-10-03)









凄いキャストなのに輝きがない...。

あらすじは...
長年勤めていたスーパーマーケットを、大卒でないという理由から解雇された中年男性のラリー・クラウン(トム・ハンクス)が再就職を目指してコミュニティ・カレッジに入学し、スピーチの授業を担当する無気力教師のメルセデス(ジュリア・ロバーツ)と出会う。


映画の冒頭。このラリーさん スーパーマーケットのマネージャーとして凄い仕事できそうな明るさで描かれているんだけど、実際どうなのかな?と思った。

大卒じゃないからクビになった訳で、だから いい歳のオッサンが大学行きなおそうとする。なのに、この映画では、また社会に対して再チャレンジするところまで描かれない。ただ、学生たちとスクーター乗り回して だらだら遊んでいる。

でもって、まったくやる気も技量もないような、ちっょと美人のスピーチの先生に惚れちゃう。なにやってんの!あんたのやることは、そんなことじゃないでしょ!

...あ、でも結局 大学行かなきゃ社会に通用しないってことのアンチテーゼで、「それより大事なものがある」的なメッセージだったんだろうか?

だとしたら、友だちのレストランの厨房でバイトしながらダウンサイジングな生き方が良い!って考えるべきなんだ...

理解できなかったげと、幸せなら良し!...でも、年下の教師に養われるのか...どんだけメルセデスも“だめんず”好きなんだよ!



tabloid_007 at 10:24│Comments(0) Movie 

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月刊「B-maga」(2012年11月号):福田淳 連載コラム【権威がブランドだった時代】Woody Allen's "Midnight in Paris" -That Paris exists and anyone could choose to live anywhere else in the world will always be a mystery to me.