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June 17, 2012

本【挑まなければ、得られない】(著者 及川卓也):単に挑んでも何も得られない。挑むべきテーマと検証、あとはユーモアがないと何も得られない。

IMG_0006挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained. (インプレス選書)
著者:及川 卓也
インプレスジャパン(2012-05-18)










直接存じ上げませんが....

及川卓也さんというエンジニアの方で、そのブログをまとめた書籍。出張の時に飛行機で読んだ。日本DEC、マイクロソフトを経て、現在はGoogleに在籍されているらしい。

私のように四半世紀以上にわたって娯楽産業で生計をたてている者にとって、エンジニアほど大切な存在はない。特にニューメディア畑を歩んできたので、常に技術の進歩に即してサービスを展開させ、市場を開拓しなければならなかったという事情もある。

1989年に民間最初の通信衛星(CS)を打ち上げた際にも、サービスから間もなく、衛星から軌道とがはずれるという大事件が起きて日本の多チャンネルサービスは困難な船出を経験した。

いまから、8年くらい前にテレビからネットの仕事をやるようになって、もう経営層そのものがテクノロジストということも稀でなくなり、経営と技術の分離など不可能とさえいえる時代になった。

フレームの決まった映画やテレビ業界だと、クリエイターとマーケッターがいればこと足りたのだが、ネットはWINDOWS95にはじまり、現在はワイヤレス、クラウド、スマートフォンなど技術前提でしかサービス開発はないといっても過言ではない。だから、及川さんの経験は非常に大事なのである。


以下、本書から気になった箇所を勝手に要約&抜粋。

・ グラフィックデザインの歴史を俯瞰してみると、新しい技術は必ず新しい美意識を生み出す。

・ バンドをデビューさせるプロデューサーが単純に商業的な成功を考えれば、検索エンジンを意識してネーミングするだろう。

・ 民主的でフェアなリコメンデーションではなくて、作り手の想いを伝えるような推奨やちょっと気の狂ったリコメンの方が新しい発見があっていいのではないだろうか。

・ DRMについて。回し読み文化を維持できるような、つまり家族に読み終わった本を進めるぐらいの緩やかな制御が必要ではないか。

・ 「イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)」(HBSのクレイトン・クリステンセン教授が1997年に発表した概念):企業は既存顧客の声を聞きすぎるあまり、新しい市場の創造を行う新たなライバルに負けることをいう。

・ 自動車産業の父、ヘンリー・フォードの言葉「もし私がカスタマーに何が欲しいか尋ねたら、彼らは『もっと早い馬が欲しい』と言っていたでしょう。顧客の声を聞くのは大切だが、彼らに『何が欲しいか』を聞いても必ずしも答えが出てこない。それよりも彼らの行動をよく観察し、どんなところで苦労しているか、彼らなりにどんな工夫をして今あるものを使いこなしているかを理解した上で、何を創るべきが考えるべきだ」

以上

tabloid_007 at 21:48│Comments(1) Book 

この記事へのコメント

1. Posted by フランクリンプランナーに挑戦中   October 21, 2012 21:28
私自身、本を読むのが好きなのですが、この本はまだ読んだことはありませんでした。記事の内容を読みながら、困難な壁を前にすると、つい逃げ出してしまう自分にこそ、ピッタリの内容だと思いましたので、早速読んでみたいと思います。

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