February 26, 2012
コミック【25時のバカンス】(著者 市川 春子):深海魚に体をのっとられた美しい姉と、片目の弟のつかの間のバケーション。
25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)
著者:市川 春子
講談社(2011-09-23)
映画もマンガも好きだが、マンガにはマンガのリズムと表現がある。その独特のリズムを持つ作家に市川春子さんがいる。
たとえば、手塚治虫氏のマンガは映画的で、たくさん映画化もされている。でも、市川春子さんの作品は、映画化したい人はいても、映画化しないで欲しい。この独特のリズムをマンガだけで楽しみたい。そう思わせるカット割り、ストーリーテリング。
深海を研究するうちに深海魚に体をのっとられた美しい姉と、片目の弟のつかの間のバケーション。悲壮感より、昂揚感がある。その昂揚こそ市川リズムなのである。
著者:市川 春子
講談社(2011-09-23)
映画もマンガも好きだが、マンガにはマンガのリズムと表現がある。その独特のリズムを持つ作家に市川春子さんがいる。
たとえば、手塚治虫氏のマンガは映画的で、たくさん映画化もされている。でも、市川春子さんの作品は、映画化したい人はいても、映画化しないで欲しい。この独特のリズムをマンガだけで楽しみたい。そう思わせるカット割り、ストーリーテリング。
深海を研究するうちに深海魚に体をのっとられた美しい姉と、片目の弟のつかの間のバケーション。悲壮感より、昂揚感がある。その昂揚こそ市川リズムなのである。
tabloid_007 at 15:20│Comments(0)│
│Comic