December 25, 2011
映画『トゥー・ラバーズ』(出演グウィネス・パルトロー):美人で金持ちの子女だけど、無関係な友人にも自分の悲劇を巻き込む人!

出演:ホアキン・フェニックス、グウィネス・パルトロー
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン(2011-11-11)
本作は、劇場もかからないばかりかWOWOWファーストである。その後、申し訳程度にDVDがでている。フョードル・ドストエフスキーの『白夜』をモチーフにしたシリアスな恋愛映画らしい。実に暗い。
しかし、パルトローの映画は全部見ることにしているので...あれっ?さっきもそんなこといってたな。まあいい。とにかく観ました。
精神的に情緒不安定なクリーニング屋の跡取り息子レナード・クラディトー(ホアキン・フェニックス)が、同じアパートに越してきた美人OLミシェル・ラウシュ(グウィネス・パルトロー)に一目ぼれする。
ちょいちょい親しく遊ぶのだが、ミシェルには不倫の本命がいて、そのアパートも彼に借りてもらっていたのだ。非常に凡庸な話である。しかも、男も女もしょっちゅう自殺未遂したりして暗い。
だけど、ここでのポイントは、こういうミシェルみたいな女性いるよなぁということである。美人で金持ちの子女だけど、どうしようもない相手にひっぱりまわされ、それは本人の問題だからいいのだけれど、どうでもいいと思っている身近な男性も巻き込む。この巻き込み力が凄い。夜中とか早朝とか、クラブのレストルームとか、屋上とか、いろんなところに引っ張りまわすのだ。やれやれ、これだけ関われば友人男も勘違いするわな。しかも、病んでるんだから無茶させないで欲しいよ。
とか、いらぬ心配しているうちに終わりました。
tabloid_007 at 19:59│Comments(0)│
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