November 12, 2011
フランス映画「ラスト3デイズ 〜すべて彼女のために」:自力でハッピーエンドにもってくる偉い旦那の話。
ラスト3デイズ~すべて彼女のために~ [DVD]
出演:ダイアン・クルーガー
ポニーキャニオン(2010-11-17)
(原題:POUR ELLE)
(英題:ANYTHING FOR HER)
私が映画好きになった1980年頃 ハリウッド映画は停滞期だった。トリュフォーやルルーシュの映画がなぜか流行はじめ、フランス映画祭なんていうのもこの時代から始まったと記憶している。
それにしても、この陰鬱な感じは変わらないないぁ。でも、いまよく考えるとハリウッド映画がしゃべりすぎるだけなのかもしれない。フランス映画の沈黙は、個人主義の表れではないのか。黙って自分の思ったとおりにする。
この映画もそんな思想設計が根底にあるように思う。
お話は...
国語教師のジュリアン(ヴァンサン・ランドン)と出版社に務めるリザ(ダイアン・クルーガー)は、幼い一人息子オスカル(ランスロ・ロッシュ)と共に幸せな毎日を送っていた。ところが、ある朝、突然警察が押し入り、リザがいきなり逮捕されてしまう。容疑はなんと殺人。裁判で必死に無実を主張するリザだったが、彼女に不利な証拠が次々と示され、判決は無情にも20年の禁固刑に。
どんな状況でも妻を信じる心と彼女への深く強い愛情が揺らぐことのないジュリアンは、衰弱し、精神的にも不安定になっていくリザを前に、ついに脱獄という最終手段を決意する。
...ということで、ハリウッド映画だったら、無実の人は必ずなんかの真実が決め手になってハッピーエンドなのだが、これはある意味ハッピーなんだけど、自力でハッピーって感じなんだ。もう、何が何でも自分の思うとおりにやるぞっ!っていうハッピー。
謙虚というより傲慢なまでの自分勝手が幸せを呼ぶこともあるのねん、という映画。ぜひ!
tabloid_007 at 16:13│Comments(0)│
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