February 13, 2011
『EUPHRATES(ユーフラテス)展』 ~研究から表現へ~: 15個のドットが歩き出す!
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
2010年12月2日- 12月25日
中央区銀座7-7-2DNP銀座ビル
03-3571-5206
ユーフラテスは、慶應義塾大学 佐藤雅彦 研究室卒業生の有志からなるクリエイティブグループ。いまや佐藤雅彦さんのことを電通で小池屋「ポリンキー」の可愛いCMを企画していた人などと説明する必要はない。
しかし、大学の研究室といえども映像、アニメーション、グラフィックなど新しい表現の模索という点では昔から一向に変わっていない。だから2010年4月からNHK教育でスタートした5分番組『Eテレ2355』と『Eテレ0655』なども、CM時代と変わらない鮮度なのである。
今回の展示で一番おもしろかったのは、2007年 文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞を受賞した[ISSEY MIYAKE A-POC INSIDE] (A Piece Of Clothの略で、三宅一生と藤原大が1998年から始めた一枚の布から衣服を作るブランド・コンセプト&工業生産方法)のプロモーション映像である。
認知科学を応用して黒地に白い点や文字(たったの15個の点)だけの構成でファッションモデルたちのいきいきとした動きを表現している。 ISSEY MIYAKEの文字がバラバラなドットとなりウォーキングをする
tabloid_007 at 19:51│Comments(0)│
│Art