「ケータイ小説」は、なぜ一過性ブームで終わったのか考察してみた。LOVEフォト VOL.3: チャリティもクリエイティブが大事な時代

January 23, 2011

『路上のソリスト』 [DVD]: "音"を通じてホームレスから音楽家に戻った数奇な運命のナサニエル

soloist路上のソリスト [DVD]
出演:ロバート・ダウニーJr.
ジェネオン・ユニバーサル(2010-05-26)











本作は、実話をベースに映画化されたものである。「ロサンゼルス・タイムズ」紙の記者スティーヴ・ロペス(ロバート・ダウニー・Jr)がホームレスの音楽家ナサニエル・エアーズ(ジェイミー・フォックス)との交流を綴った連載コラム「西の視点(ポインツ・ウエスト)」が原作。

記者はある日、路上で弦が2本しかないヴァイオリンを弾くナサニエル・エアーズと出会う。ナサニエルはジュリアード音楽院に在籍したことがあるチェロ演奏者だが、現在は統合失調症が原因でホームレスになっていた。そんな彼に興味を覚えたロペスは、彼の生い立ちを記事にする。しばらくして、ナサニエルに同情した読者から、彼宛てにチェロが届く。ロペスはそれを餌にナサニエルを「更生」させようとする。さらに、ロペスは、ロサンジェルスフィルのバイオリニストであるロバート・グプタにレッスンしてもらい再びステージに立たせようとする。

実はこの映画をみようと思ったきっかけは、そのレッスンの先生であるロバート・グプタ氏のTED映像を見たからだ。映画では脇役だが、グプタはナサニエルに音楽を教えるつもりが、音楽が自分の人生を再発見させてくれたことに驚いてしまう。その純粋な"気づき"が、この物語を一層深いものにしている。

下記は、その講演のグプタの映像 ↓



tabloid_007 at 17:14│Comments(0) Movie 

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