福田淳の連載コラム『考えるメディア』(第104回):今回のテーマはウィキリークス。国家秘密の漏洩が問題なのではなく、国家が秘密を作り出すことが問題なのだ。「ケータイ小説」は、なぜ一過性ブームで終わったのか考察してみた。

January 18, 2011

監督オリバー・ストーン『アレキサンダー』:この映画をみて草食系は自分を鼓舞し、バブル世代は自分の正当性を誇示すべし!

alexanderアレキサンダー プレミアム・エディション [DVD]
出演:コリン・ファレル
松竹(2005-07-29)











『アレキサンダー』(ALEXANDER)は、マケドニア王アレクサンドロス3世(英語名:アレキサンダー)の生涯をオリバー・ストーン監督が描いた歴史映画。

アレキサンダー大王は、父王が暗殺されるとマケドニア王となり、ペルシア帝国への遠征する。紀元前331年にペルシアを滅亡させると、東西融合政策の方針のもと、その軍隊を東へと進めた。長年の遠征により兵や将軍の間に不満が蓄積し始めると不満分子を粛清しながら遠征を続け、インド遠征を開始した。

この権力の持つ力は、もちろん民のためということもある。が、一方では、人間が本来備わっている征服欲の自己実現でもあるのだ。近年、出世欲や上昇志向などという言葉は死語になりつつあり、平たく過ごすことが普通になった。

アレキサンダーへの憧憬は、権力を手中に収めて堕落したのではなく、疾走し続け、常に前線へ前線へだたいく姿勢の中に安定と安寧を求めないところにあるのではないか。こんな風に生きたいと思わせないところが魅力なのだ。



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福田淳の連載コラム『考えるメディア』(第104回):今回のテーマはウィキリークス。国家秘密の漏洩が問題なのではなく、国家が秘密を作り出すことが問題なのだ。「ケータイ小説」は、なぜ一過性ブームで終わったのか考察してみた。