KAWSにまつわる泣き笑い!コミック「ミルフィユ」(著 古泉智浩) : どうしようもない登場人物が、ぜんぶ愛おしい漫画。

December 26, 2010

絵本「ことばあそびうた」 (著 谷川俊太郎) : またね あしたね つきよだね

IMG_0005-Sことばあそびうた (また) (日本傑作絵本シリーズ)
著者:谷川 俊太郎
福音館書店(1981-05-30)












言語学者によれば、日本語とポリネシア語だけは母音構造で出来ている。だから、音を意味と捉える健康が強いらしい。ポーランド語などは子音を7つもならべて話したりする言葉もあるらしい。つまり、赤ちゃんの泣き声一つとっても、日本人は悲しんでいるように聞こえるが、欧米人には風の音の如し、ということもあるようだ。

さて、そんな日本語でも右脳を刺激し、ラップのように楽しめるのが谷川俊太郎さんの本書なのである。例えば、「たね」という詩を以下に抜粋してみる。

ねたね
うたたね
ゆめみたね

ひだね
きえたね
しゃくのたね

またね
あしたね
つきよだね

なたね
まいたね
めがでたね


...こんな調子が心地よい。

tabloid_007 at 19:55│Comments(0) Book 

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KAWSにまつわる泣き笑い!コミック「ミルフィユ」(著 古泉智浩) : どうしようもない登場人物が、ぜんぶ愛おしい漫画。