ジャーン!藤子不二雄(A)先生から最新刊『PARマンの情熱的な日々』をサイン入りで頂く!デビッド・リンチ[PAINTINGS & DRAWINGS](1991):「絵のこととなると、私が美しいと思うのは暗いものの方だ。」

October 16, 2010

[土屋 秋恆 現代水墨画集]〜The Moment of Life 2000-2010〜: iPhone/iPad版発売!

mzl_ucfqtcas_480x480-75iPhone/iPad [ 土屋 秋恆 現代水墨画集 ]
Shukou Tsuchiya 〜The Moment of Life 2000-2010〜










土屋秋恆氏とは、2010年の春のART FAIR TOKYO以来の付き合いである。7月に彼のアトリエで雑談していた時に、土屋のアートが日本古来の伝統的な水墨から現代アートになったのではないと気がついた。水墨の自由闊達な精神を正確に守ろうとすると、それは水墨だけの表現に留まらない、むしろそう考える方が自然ではないかと気づいたのだ。

1974年生まれの土屋は、幼少期に親戚が経営する下呂温泉(岐阜)の旅館で、至る所に水墨画が掛かっていたことに影響を受け自分でも描きたくなった。
18歳(1992年)で水墨画を始めると、2年という異例の早さで南北墨画会師範となる(1994年)。それからの10年近くは、 伝統のモティーフをしっかり守った水墨を描いた。

30歳近くなり、水墨で生計がたてられるようになると、今度はこのまま同じような表現を続けていて良いのか悩むようになったという。その相克から、水墨にマーカー(マジック)で加筆したり、英語フォントをいれたグラフィティ的な要素など実験的な試みを始めた。しかし、それは人に見せるためのものではなく、あくまで次の自分の見出すための試練だったという。

マーカーや蛍光アクリルなど現代的な画材を古典技法と合わせ、電線やビル群、都会のカラスなど題材もダイナミックに広げていった。そのスタイルは若者を中心に少しずつ支持を広げた。

そして今では、SONY、NIKE、CHIRISTIAN DIOR、TOMMY HILFIGER、LEXUS、VISA、NOKIAなど世界的ブランドのVIPパーティーで、ライブパフォーマンスを展開するほどの評価を得ている。

土屋曰く「水墨画の歴史をみても、先人たちはみんな変なことをやっている。伊藤若冲なんか野菜で仏涅槃図を描いたりしているでしょう。新しい世界にチャレンジしないのは、画家 としてむしろ不自然だと思うようになった。」

そして今回、土屋秋恆の画集を出すにあたり、単に紙の画集を数千部だすのではなく、今もっとも注目されているメディア[iPad/ iPad] (近い将来アンドロイドなども含め)で世界に向けて発売しようと考えた。それから、たった2ヵ月で発売に漕ぎつけることが出来た。土屋とソニー・デジタルの優秀な技術陣との作業は昼夜を問わず行われた。最高の作品に最高のアプリ開発。世界中の誰もが簡単に土屋秋恆の作品に触れることが出来、かつその実作品はネットで購入することができる。電子画集は、画集を飛び出してリアルと繋がる構造をもたせたのだ。

本電子画集は、土屋の新しい表現の起点となった2000年から2010年まで10年間の代表作 約100点を余すところなく収蔵している。紹介作品点数の多さも他に類をみないものと自負している。

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