ネイチャー・センス展「日本の自然知覚を考える3人のインスタレーション」(吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆):都会の高層ビル内で再構築された人工の自然美!映画『インセプション』 (クリストファー・ノーラン監督) :夢の死は現実に戻り、現実の死は夢にならない。

October 02, 2010

〜小町渉 meets 谷岡ヤスジ展 「アサーッ! LET'S DO IT AGAIN.」のまとめ

no title〜小町渉 meets 谷岡ヤスジ展
「アサーッ! LET'S DO IT AGAIN.」

期間:2010年09月18日 - 10月03日(日曜日)
会場:Tokyo Hipsters Club
入場:無料
開館:12:00から20:00まで

住所:渋谷区神宮前6-16-23 THCビルディング
電話:03-5778-2081



強烈なキャラクターとストーリー、「アサーッ」「鼻血ブー」「ダサイ」といった独特の言語感覚にあふれたセリフで独自の世界を展開してきた20世紀を代表するギャグ漫画家・谷岡ヤスジ(1942-1999)。

本展では、アーティスト・小町渉が、谷岡ヤスジが生み出したキャラクターを用いコラージュやシルクスクリーンなどの手法を用い、シニカルでユーモア溢れるアート作品を発表。

さて、本展はもともと小町さんと雑談していた時に、1983年にキース・ヘリングが初来日して一番印象に残ったのが、谷岡ヤスジの"セン"とその"シェイプ"だったという話を聞いた。

ワタシは、会社の顧問だった内田勝さん(赤塚不二夫『天才バカボン』が「週刊少年マガジン」(講談社)から「週刊少年サンデー」(小学館)に移籍し、当時無名だった谷岡ヤスジを大抜擢した敏腕編集長)から谷岡ヤスジの版権を守るように命ぜられ、今に至っている。そんな縁から、このコラボレーションが実現した。

谷岡ヤスジ先生の奥様である谷岡まち子さんから、本展を見て「天国から谷岡ヤスジと内田さんが、拍手を送っていると思う」という賞賛を頂き本当に嬉しかった。

さて、その展示内容を紹介しておこう。

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渋谷と原宿の間にある[TOKYO HIPSTARS CLUB] は、ファッション、小物からアート本まで幅広く展開しているスペースである。その2階にギャラリーがある。


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1. [WHAT A WODERFUL WORLS] 2010, 116.7 x 910.0cm acrylic, marker on canvas 
2. [untitled] not for sale
3. [夜のガキ] 2010, used silkscreen T-Shirts
4. [FOREVER MY IDOL / ヤスジとキース] 2010, spray on canvas 30 x 30cm

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5. [FREE BIRD / ムジ鳥] 2010, silkscreen on canvas 162.0 x 130.3cm
6. [I DID IT MY WAY] 2010, marker, acrylic-gesso on canvas 91.0 x 72.7cm
7. [BLACK OUT] 2010, marker, acrylic-gesso on canvas 91.0 X 727cm

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8. [アサーッ! LET'S DO IT AGAIN.] 2010, spray,acrylic-gesso on canvas 227.3 x 181.8cm
9. [ヤスフィッツ] 2010, marker, acrylic-gesso on canvas 91.0 x 72.7cm
10.[ハローダミアン] 2010, marker, acrylic-gesso on canvas 91.0 x 72.7cm

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11.[LET'S DO IT AGAIN.] 2010, silkscreen 58 x 45 各4c ED5
12.[untitled] 2010, marker on T-Shirts *額付き 

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13.[鼻血ブー MIX] 2010, silkscreen on LP JACKET 各100枚
14.[untitled] 2010, silkscreen on canvas
15. * 谷岡ヤスジが描いた鼻血ブーする鉄腕アトム(明大前の書斎天上に飾られていたもの)

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会場の外には、谷岡ヤスジの単行本化されていない生原稿を中心にコピーを展示。
谷岡ヤスジ先生の写真の下に、奥様の谷岡まち子さんが「l LOVE YOU machiko tanioka」とサインを入れた!
お父様である赤塚不二夫マンガと同じように谷岡マンガを愛した赤塚りえ子さんも駆けつけてくれた。

さて、展示もいよいよ残るところ明日までとなった!



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