September 10, 2010
『土屋秋恆の現場』展 -Scene of Shukou Tsuchiya - [ まとめ ]
『土屋秋恆の現場』 -Scene of Shukou Tsuchiya-
期間 : 2010年8月4日〜8月31日
場所 : 世田谷ものづくり学校 1階
今年の夏のアート活動は、本展に終始した。8月31日(火曜)、展示最終日にVIP PARTYを行い幕を閉じた。今回のまとめをしておきたい。
まず、この展示のはじまりは今年(2010年)の5月11日に開廊したアートスペース「TABLOID」のオープニングパーティでの雑談がきっかけだった。土屋秋恆も参加していたのだが、大きなスペースで大きな絵を描きたいという話になった。その場では、それだけの会話だった。その後、池尻の「IID 世田谷ものづくり学校」(廃校になった中学校の校舎を利用してギャラリーやクリエイティブハウスが入居している)に展示用の壁面が高いスペースがあると聞き、7月初旬に一緒に見に行った。教室の半分くらいのスペースでなかなか良かった。但し冷房がないという。その段階では、この夏がこれほど猛暑になるなどと予想する者はなく、天井扇風機がいいね、などと暢気だった。
数週間経ち、冷房のある同等スペースが構内に見つかり、いよいよ借りることになった。約1ヶ月で大型作品を3-4作品創る。土屋氏の意気込みは大変なものだった。
さて、それからが大変!借りた展示場(元教室)は、いろいろなアイデアをどんどん吸収する場所に変貌した。まず、現在取り扱いのある在庫作品と新作の展示も同時にやろう。USTREAMで24時間完全生中継はできないか。完成披露パーティをやろう!などなど。結局は全部実現することになるのだが...
1.大型アート作品の制作過程をUSTREAMで完全生中継!
"ものづくり"の場所で"現場"展と銘打っているからには、アーティストの苦悩や喜びをネットを通じて配信することが大事じゃないか。
配信は、USTREAMを利用し休みなく行われた。
その様子は、"Special Calendar"というサイトで1日の終わりに確認できるようにした。ありがたいことにサイトのコメント欄は激励など多数のコメントが寄せられた。
また、美術評論家の勅使河原純さんが、その事を知ってインタビューに訪れてくれ、後日「アート解放区」でとりあげてくれた。
また、iPhone/iPadでもUSTREAM配信を提供するために技術陣が頑張ってくれた。展示2日目には配信開始できた。
2.東京放送部「水墨画教室」
USTREAM配信の草分け「東京放送部」の方々が、是非期間中 墨画教室を"現場"で開催してくれないか、ということで実現。3台のカメラと本格的な取材番組だった。
その様子は、現在でも録画が楽しめる。→ ココ。

3.限定シルクスクリーン制作アート本『 kawasemi 』先行発売!
さらにアート本を同時に出版しようという無謀な計画があった。単なる印刷ではない。すべてシルクスクリーンで制作する本。1000部限定でギャラリー先行販売する。紙の選択、大阪の刷り師との調整、土屋氏のサイン入れなど、大型作品の制作を抱えながらの作業となった。その上、「現場」は一般公開されているため、アーティスト自ら来客の対応までするスーパーマンぶり!
しかし、その忙殺の中 アーティスト本「kawasemi」は出来上がってきたのだ!
『kawasemi [限定1,000部]』
著者:土屋秋恆
販売元:ソニー・デジタル エンタテインメント・サービス
発売日:2010-08-01
定価: 本体1,500円+税
4.iPad向け現代水墨画 画集 [The Moment of Life]世界配信!
さらにさらに、展示会最終日の8月31日に予定している V.I.P.viewing Party (アートコレクターの方や日頃お世話になっている方々をお呼びした)開催までにiPad向けの画集を出すことにした。最高の見せ方を実現すべく、技術陣はアプリ開発に勤しんだ。そして、パーティの一週間前に完成。アップルの審査がおりたのは、発表前日だった!ここでも運命の神様は味方した。
余談だが、電子画集のADカードをシルクスクリーンで制作(下右)。デジタルとアナログの奇妙なコラボも実現した。


5.V.I.P.viewing Party 31th, Augast
パーティは大盛況だった。300人近い方にお越しいただいた。約1ヶ月(実質20日間)の展示でも約300人の方に来廊して頂いたので延べ600人が参加。大型作品制作、ネット配信、アート本発売、電子画集発売とよくこの短期間で、これだけの成果が上がったと思う。
これも偏に土屋秋恆の飽くなき挑戦心と遊び心が原動力になった。また、私を支えてくれたスタッフ(富所、廣畑など)とバイトの佐伯君の頑張りにおうところが大きかった。本当にこの場を借りてお礼をいいたい。
ありがとう!







