携帯小説「サイダーの好きな猫」(著 島田佳奈) : 猫化する彼女を愛し続けることが出来るのか?束芋『ててて』展: 手が顔のような表情をみせる。手が体のようにクネクネとストーリーを語るのだ。だからTE TE TEなのか?

August 29, 2010

『芸術のグランドデザイン』 著 山口裕美: 「現代アートはよくわからない」「作家が死ぬと価値があがる」「社長室のアート作品はなぜ印象派ばかりか」の解がある

UHFRDE芸術(アート)のグランドデザイン
著者:山口 裕美
販売元:弘文堂
発売日:2006-12-25









少し前に山口裕美さんから頂いた本。

「現代アートはよくわからない」「作家が死ぬと価値があがる」「社長室のアート作品はなぜ印象派ばかりか」など一般の方がアートに対して思っていることを優しく解説。もちろん解説だけにとどまらない。ジャパニーズ・ポップアートとしての漫画、オタク文化までもカバーした論評はユニーク。

日本のビジネスマンにアートを身近に感じて欲しいという思いからアーティスト、キュレーター、コレクター、ギャラリストといったアートを巡る様々な人々に取材をしている。とても軽やかな足取りが心地よい。

以下、印象的な部分の抜粋

宮島達男さん
「アートのように、人のリアルとか、人の五感に訴えてくるものというのは、実は人間の観念でできたイメージをとんでもなく飛び越えている存在」

浜野保樹さん
「商業的成功にはそれだけ時代を動かした何かがあるはず。その中でも残るものと。大ヒットして消えていくものがあるから。それはちゃんと選択しなきゃいけない。戦略的にヒットしたからといって、その人を貶めめことは接゛対しちゃいけない」

高橋龍太郎さん
「自分の国の現代アートをどれだけストックし、パブリシティできるかで、その国の富の質が決まってくると思う。」


■アートと「遊ぶ」
 隈 研吾 (建築家)
 椿 昇  (アーティスト)
 奈良美智 (アーティスト)
 名和晃平 (アーティスト)
 宮島達男 (アーティスト)

■アートな「生きがい」
 重延 浩 (テレビマンユニオン代表取締役会長・CEO)
 浜野保樹 (東京大学大学院教授)
 長谷川祐子(キュレーター)
 福井健策 (弁護士)
 吉本光宏 (ニッセイ基礎研究所)

■アートと「旅する」
 福武總一朗(ベネッセコーポレーション代表取締役会長)
 南嶌 宏 (熊本市現代美術館館長)
 青森・金沢・六本木のアートガイド

■アートと「暮らす」
 大林剛郎 (林組代表取締役会長)
 高橋龍太郎(精神科医)
 広本伸幸 (エムアウト・アートディレクター)



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