June 13, 2010
「フェイク シティ ある男のルール」:キアヌ・リーブスが演じるデフォルト=孤独な人

出演:キアヌ・リーブス
販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2009-11-20
普通にみたらB級映画である。しかし、キアヌ・リーブスは不思議な役者である。格好良い正義の味方役はたくさんあろう。そして、悪徳刑事の役も同じくらいオファがあると思う。しかし、馬鹿正直で必ずしも頭が良い役ではない。わざわざこの役を選んでやっているのだから、きっと彼の中野何かひっかかるものがあったのだろう。そういう見方をしたくなる映画だった。
警察そのものが腐敗しているという設定はいまや現実が凌ぐほど平凡な設定である。その中で、体育会系のように犯人逮捕に猪突猛進するリーブス。時折、ゴシップ記事で一人公園のベンチで物思いにふけりながらランチするリーブスの姿とダブる。誰にも理解される必要が無い、という生き方。デフォルト=孤独。
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