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May 29, 2010

"怪獣シゴトン"こと故 内田勝さんの蔵書整理:本の中にも記事があり...

IMG_0006-s雑誌をつくった編集者たち
著者:塩沢 実信
販売元:広松書店
発売日:1982-01










2010年5月6日、ソニー・デジタルエンタテインメントが借りている川崎の倉庫に行き、天才編集者 内田勝(故人)の蔵書(ダンボール65箱分)の整理を行った。貴重な企画書や資料、著者からの献本やレア本、一般書籍の3つに区分けした。そして、一般書籍は古本屋に引き取ってもらった。未亡人によれば、内田さんは生前 本をゴミ扱いで捨てた若い時分の奥様を叱責したことがあったという。以来、本は必ず流通する形で処分する方針となった訳だ。約7千冊の一般書籍は今後も古本屋を通じて人々に流通する。それ以外の本については、引き続きソニー・デジタルで大切に保管する。

その中に上記の中央公論からダカーポなど、明治から昭和の名編集長21人のドラマをヒューマンドキュメントという形で取材した本があった。中には、「少年マガジンのモンスター」という章で内田勝さんも取り上げられており、中に古い新聞の記事が挟み込んであった。記事は2つあり、1つは、1983年12月24日付けの朝日新聞「当世人間気質 -編集長は語る-」ということで、雑誌『ミス・ヒーロー』の編集長になったばかりの48歳で内田さんのインタビューが掲載されていた。もう1つは、1983年5月31日付けの朝日新聞・夕刊「『劇画の星』暴走の末路」という梶原一騎氏のスキャンダル記事である。内田勝と梶原一騎...「巨人の星」でタッグを組み、一世を風靡してから20年後の話である。

そんな二人の記事が同じ本の中で更に30年の年月を経て、ワタシの手元にあるというのは、誠に奇なる縁である。

明日は、内田さんの三回忌である。入間にある「正法寺」に墓参りに行くつもりだ。

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tabloid_007 at 21:26│Comments(0) Book 

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