April 21, 2010
サザビーズ・オークション:写楽の「市川蝦蔵」出品
東洲斎写楽「市川蝦蔵 竹村定の進」
(1797-1795, 大判 38.5-28.7cm )
2010年6月9日にパリで開催されるサザビーズのアジア美術オークションで本策が出品される。写楽の最高傑作といわれるこの作品は、市川蝦蔵(四代目市川團十郎の子であり、唯一の蝦蔵。他の歴代海老蔵に数えない、1741–1804)が竹村定之進 (寛政6年[1794]に河原崎座で演じられた「恋女房染分手綱」の役名) を描いた大首絵である。定之進は、不義の罪を犯した娘の身代わりに切腹する役どころ、その潔さと悲壮感が巧みに描かれている一品。
フランス人収集家であるアンリ・ヴェヴェールが落札して35年前振りに公の場にでることになる。さて、予定落札価格は数千万円といわけているが、日本人の手に戻ってくるかどうか...
本日と明日のみ、サザビーズ・ジャパンで公開している。
(1797-1795, 大判 38.5-28.7cm )
2010年6月9日にパリで開催されるサザビーズのアジア美術オークションで本策が出品される。写楽の最高傑作といわれるこの作品は、市川蝦蔵(四代目市川團十郎の子であり、唯一の蝦蔵。他の歴代海老蔵に数えない、1741–1804)が竹村定之進 (寛政6年[1794]に河原崎座で演じられた「恋女房染分手綱」の役名) を描いた大首絵である。定之進は、不義の罪を犯した娘の身代わりに切腹する役どころ、その潔さと悲壮感が巧みに描かれている一品。
フランス人収集家であるアンリ・ヴェヴェールが落札して35年前振りに公の場にでることになる。さて、予定落札価格は数千万円といわけているが、日本人の手に戻ってくるかどうか...
本日と明日のみ、サザビーズ・ジャパンで公開している。
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