April 18, 2010
渋谷ギャル「プラ子、旅する」:ガングロのルーツはアフリカにあり!
携帯ブログ配信『プラ子、旅する。』
ひょんなことから知った渋谷ギャルのアフリカ日記...と思いきやそんな軽いノリではなかった。2年ほど前に知人の編集者からプラ子のブログを教えてもらった。プラ子は、もともと渋谷109のガングロ・ショップ店員だった。海外に行ってみたいと思うところまでは他の若者と変わらない。しかし選んだ場所がアフリカ・エチオピアだった。想像を絶する出来ごとの連続。
夜中、空港からの送迎ジープにのっていると人を轢いたという。観光客に口止め料をせびるため死人を轍に投げてあるらしい。
現在プラ子は、モザンビークでボランティアの仕事をしている。
先日、アフリカ日本協議会の稲場雅紀さんから聞いた話:日本で最初(1581年)にきたアフリカ人・弥助(信長が命名)はモザンビーク出身。織田信長は、宣教師ヴァリニャーノに仕える26歳の奴隷(弥助と命名)を家臣とし、武士の身分を与えた。本能寺の変では、明智光秀の兵と戦い多くの敵を倒したが、名主と共に自害したとの説もある。
また、最初にアフリカにいった日本人(天正遣欧少年使節)もモザンピーク島だった! プラ子との縁を感じる歴史である。
* 稲葉さんの説によれば、ガングロというのは、アフリカに対する憧憬の念からきたコンセプトではないか、という。うむ、面白い説。
プラ子のボランティアは「アシャンテママ」と命名され、これから本格的に国内での募金活動を手伝いたいと思っている。
さて皆さん、まずはプラ子の日記をケータイで読んでみてください。共鳴した方は、是非ご連絡を!
(無料) 「ヒトコト」 http://hitokoto.mobi/
◇プラ子のプロフィール
1980年 静岡県生まれ
1999年 東京109渋谷ココルルショップ勤務
2006年 バックパッカーとして世界中を旅する