ウンディ・ウォーホルの自伝は、自分に忠実な空想に満ちた傑作である。「失踪」は、ポジティブで主体的な「行方不明」といえる

April 06, 2010

雑誌「ハイファッション」休刊にみるリッチ・モードの在り方

51BIBO8GJ2L__SS500_high fashion ( ハイファッション ) 2010年 04月号 [雑誌]
販売元:文化出版局
発売日:2010-02-26








雑誌「ハイファッション」(文化出版局)が1960年の創刊から半世紀の歴史を経て2010年2月27日発売の4月号をもって休刊した。 最終号は『コム デ ギャルソン 自由編集』と題した60ページに渡る大特集である。

哲学者・鷲田清一氏の寄稿文が素敵だったので、イントロのみ引用。
「もしわれわれが言葉というものをもたなかったら、いま自分がどんな感情に襲われているのか、たとえば心地いいのか哀しいのか、よく分からないかもしれない。そう自問した哲学者がいる。同じように、われわれは特定の服を着、それと戯れたり格闘したりするなかでしか、自分が浸っている感情を捉えられないのかもしれない...」

付録でついていた過去ギャルソンのTシャツコレクション「ISETAN 5th ANNIVERSARY」2008 (C)フジオプロ


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tabloid_007 at 17:43│Comments(0) Magazine 

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ウンディ・ウォーホルの自伝は、自分に忠実な空想に満ちた傑作である。「失踪」は、ポジティブで主体的な「行方不明」といえる