March 20, 2010
アメリカ人が元気なのは病院にいかないからだ、という皮肉。
モーガン・スパーロックの30デイズトリプルパック [DVD]アーティスト:マーガレット・イェン
販売元:TCエンタテインメント
発売日:2006-06-23
「スーパーサイズ・ミー [DVD]」で30日間、マクドナルドを食べ続けるドキュメントで一躍脚光を浴びたモーガン・スパーロックのスピンオフ企画。
今回は、30日間最低賃金で生活できるか?という課題に恋人と挑戦。まず自分たちの銀行カードや現金を金庫にしまい全米で一番貧しいオハイオ州にいく。初日こそ、友人の家に泊らせてもらうが、翌日からは住居や仕事を探して30日間食いつなげるか、というリアリティシリーズ。
米国には、時給5ドル15セントの法定最低賃金の制度がある。しかし、これでは到底最低限の生活などできない、ということを身を持って示したのである。一番のネックは国民健康保険などの医療制度に機能していないことだろう。これは、マイケル・ムーアの「シッコ」でも指摘されているが、ちょっとした検診や病気で保険が効かず、あるいは保険適用されない人が多く、その時点で高額診療を請求される。関節の痛みなどのレベルで総額3-5万円の支払いを求められる。これでは、いくら稼いでも暮らしていくことなどできない。ニクソン政権時にこういった社会保険の在り方を共産主義的考え方と決めつけたこと。保険会社と政府が結託したことが数十年後に米国全体を疲弊させるひことになる。
政治と暮らしが無縁であるなどとインタビューで応える日本の若者をみていると、一番怖い政治状況は国民に無意識を与えることなのだと確信した。
tabloid_007 at 08:47│Comments(0)│
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