December 20, 2009
日常に潜む死者の囁き
松井冬子「下図」展
2009.12.04-12.26
成山画廊
千代田区九段南2-2-8
松岡九段ビル205号室
靖国神社の向いにある成山画廊で松井冬子さんの下図(鉛筆の素描)を公開しているので見てきた。
松井さんの素描は独特である。現実の要素の中から、彼女のイマジネーションが具体的に融合される。本人の言によれば、 「美術家にとって素描とは世界にアクセスするための第一段階である。 形状、質感、色などを記憶して残すため、あるいは感覚を記憶に閉じ込めるための手段であり、すべてのペイントの起点になるものと言える」