幾何級数的なハッピーの波紋スナップとしてのアート?

December 12, 2009

北川和夫さんの愛するキューピーたち

ppqpq誕生100年ローズオニールキューピー展 

2009.12.10-24
松屋銀座8階大催場

 

 

 

 

 

 

1909年にアメリカの婦人雑誌から生まれたキューピーの作者であるローズ・オニールさんも、生きていたら2009年12月で100歳。本展では、貴重な原画、人形、広告ポスターから、キューピーとミッキーマウスが競演している昭和10年の年賀状、ご当地キューピー、「ゴルゴ13」などと合体した現代の「キュージョン」に至るまで約400点のキューピーグッズを展示し、キューピーの100年の歴史を振り返る。

キューピーの盛隆には歴史があるが、最初のブームは1910-20年。アメリカ国内で着せ替え人形やドールが人気だった。戦中戦後、日本ではまだ商品化ビジネスの知識もなかったことから、今で言う違法なコピーが氾濫した。そういう亜流のモノの中に和のテイストがあった。戦争賛歌のためにミッキーと旗を振ったり、中には日伊独同盟を祝ってヒトラーに扮するキューピーまであった!

キューピーの守護神ともいえる北川和夫さん直々ご案内して頂いた。ウォルト・ディズニーが幼少期に影響を受け、ディズニーランドそっくりな絵本の原画なども見る事ができる。また長年係争していたキューピーのアメリカでの特許状なども展示、いかに北川さんがビジネス面ではなく、キューピーそのものをあいしてやまなかったかということがわかる展示。

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↓ こういう "まがいモノ" が戦前戦後 出回った

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