週刊 『フクダデスガ』

寄藤文平イラストレーション展「KIT25」

2009.9.24-10.25
＠btf
中央区勝どき2丁目8-19

「死にカタログ」などワタシの大好きな本の著者であり、イラストレーターである寄藤文平さんの展示会があったので、行っていた。
会場のbtfは、オオタファインアーツと同じビルにある。展示会場には、雑貨コーナーからブチ抜かれた壁を潜っていく。ドローイングスケッチも販売されていたので、下記の2点を購入。手を壮大にしたり、地球を矮小化したり...

ポスターやパッケージデザインの仕事も展示されていたが、今回の主役は、KIT25という世界初の組み立てイラストレーションパーツの紹介である。これは、すべてのイラストパーツが、レゴのように25度の角度から眺めた二等角投影図法で描かれている。人の動作や車、動物など約1,000点のイラストが用意されており、雑誌クライアントなどが自由に組み合わせてニーズにあったイラストを完成させる。

このようなイラストレーターの首を絞めるような発想も、実は誰にもできないことなので、むしろ寄藤さんの仕事の美しさを高めることになる。素晴らしい！