November 01, 2009
宙に浮く、空気さんたち
『空気の港』-テクノロジー×空気で感じる新しい世界
Digital Public Art in Haneda Airport
羽田空港第1、第2旅客ターミナル
2009年10月9日-11月3日
仕事柄、月に数回は飛行機で出張する。羽田でインスタレーションをやっていると聞き、早めに空港に到着した。
これは、日本空港ビルデングと東京大学「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクトが、羽田空港内において、「デジタルパブリックアート」の展覧会を開催したものだ。
本展は、「東京大学の廣瀬通孝を中心とする技術研究者とアーティストの鈴木康広が知恵と技術を駆使し、空港という広大な公共空間で作品を展示する画期的な試み」とのことだ。
まあ、画期的かどうかは送り手側の問題だが、ワタシは人を観察していてほとんど誰も中に浮いているデジタルアートさんたちに気づいてない。そりゃそうだ。空港で流暢にアート眺める余裕もっていかないし、移動を目的としてはっきりしているだけに、産学連携のプロジェクトといってもさしたる注目を集めるのは難しいだろう。しすかも、これで空気を感じるアートといわれてもなぁ...。それとデジタルって何が?という風に思った。手にとって記念写真撮ろうぜっていうような酔狂はワタシだけだった...。