September 23, 2009
爪が逆立つほどの憎しみ
1963年に原作スタン・リー・作画ジャック・カービーによる『X-Men #1』が世の中に登場した。それから40年以上経ち、X-メンのコミックは2009年現在で4億部以上が出版され、アメリカン・コミック史上第1位のベストセラーとなっている。
映画は、「X-Men」 (2000年) 「X-MEN2」 (X2) (2003年) 「X-MEN:ファイナル ディシジョン (X-Men: The Last Stand) (2006年) 」と3作あるが、本作は、前3作品以前のウルヴァリン誕生秘話のスピンオフ作品なのである。だから原題はX-Men Originsとある。
ミュータント迫害の設定は、マイノリティ差別のメタファーという説もある。それゆえに、ウルヴァインの苦悩に重点が置かれた描き方だが、なんともやりきりないダークさが健全アメリカ映画との違いを醸し出しており、面白いかった。
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