"謎の力士" 騒動が与える日常リーマン破綻が遺したアート作品群

September 20, 2009

特殊メイクな顔が本当の顔

IMG_0008 政田 武史 "New Works"

2009年9月11日-10月8日
WAKO WORKS OF ART新宿区西新宿3-18-2
Tel:03-3373-2860
開廊時間:11:00-19:00
日・月・祝日 休廊

 

 

どこかのギャラリーに置いてあったポストカードで本展示を知った。なんとも、ネットから逆輸入されたような油絵の質感のアナログ感覚が面白い。政田武史さんの作品は、映画やテレビのワンシーンや民族的な慶事などからインスピレーションを得ているらしい。そう聞くとそう思うが、むしろ日常が一瞬にして裏返るような感じ...。人間の皮を脱ぎ棄て、のっと顔をだす剥きだしの本当の顔。その顔がむしろ本当の自分ではないか、というような表現がドキドキする。

政田さんは、布に絵具を染み込ませる技法"ステイニング"シリーズや、ビニールを貼ったパネルにアクリルで描いた"スムース・ペインティング" シリーズなど様々な表現を試みてきたようだが、今回の展示はほとんどオイルペインティング。

ウェブインタビューを読むと、最初のきっかけは高校3年生の夏、ふと子供の頃に見たスクリーミング・マッド・ジョージという特殊メイクアップ・アーティストのドキュメントを思い出したんです芸大に行ったことだという。

普段から、心霊写真やネッシーなどのUMAやUFOなどの写真や映像が好きで、「本当に存在するかどうかということよりも、それらの写真や映像が、“信じている人に対して存在している”ような在り方や、ただの黒い陰が何かの加減でまったく違うイメージとして立ち現われてくるような現象に強く惹かれ」るという。

作品を制作していく上では、諸星大二郎さんの漫画、特に『マッドメン』のような作家や、永井豪さんの『デビルマン』の終盤のテンションなどに影響されたという。

今後が楽しみなアーティスト。

◇ 政田武史

1977年 大阪生まれ
1999年 京都市立芸術大学在学中 英Royal Callege Of Artsへの交換留学
2003年 同大学大学院美術研究科絵画専攻油画卒業

2005年『Pratically Sublime』(Els Hanappe Underground, Athenae)
2006年『政田武史・石井友人 二人展』(Wako Works Of Art)
2007年『New Paintings』(Wako Works Of Art)

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