September 06, 2009
田宮ステッカーのカラフルな世界
HAYAMA Tomoe
"降臨"(2008, 100 x 80cm, cutting sheets on vinyl cloth)
昨日、TOKYO CULTUART by BEAMSで発見したカラフルな作品。驚いた!
90年代初頭に流行った田宮模型の玩具ステッカーをコラージュして制作されている。アーティストのTomoeさん(1982年奈良生まれ)は、大阪大学で数学を研究されているそうだ。過去のインタビューによれば、2002年に奈良のギャラリーオーナーからの企画展でデビュー。当時は、フルクサス(Fluxus, 1962年9月にリトアニア系アメリカ人のジョージ・マチューナスにより企画された現代音楽フェスに端を発する前衛芸術の潮流)っぽいスタイルだったという。
2005年になって公募展などに応募するようになった。2007年には、ステッカーのシリーズ(下記、中央「クリティカルヒット」"critical hit" )を作り始める。この作品は琳派の線や美しさを意識しているようだ。一方で、90年代のポップカルチャーの要素(「ドラゴンボール」や「ビックリマンシール」の質感)も取り入れている。最初の個展をホンダーサイト本郷で開いた(Jul, 2007)
是非、一緒に仕事をしてみたい。
tabloid_007 at 18:44│Comments(0)│
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