ドコモダケを調理してできた料理たち金田びかりは宇宙の果てに届く

July 26, 2009

永遠の命を追い求める一瞬の生

FIRE火の鳥 2・未来編
著者:手塚 治虫
販売元:朝日新聞出版
発売日:2009-05-20

 

 

 

 

手塚治虫 生誕80周年記念の一環として「火の鳥」が雑誌連載当時の大判で復刻した。チャンピオン世代だったワタシは、小学生の時に「ブラック・ジャック」と出会い、京都の手塚治虫ファンクラブに入会した。その後、講談社の400冊にも及ぶ全集をも蒐集した。手塚作品の初期のまるっこいストーリー漫画から大人向けのエッチなものまで貪るように読んだ。ただ、「火の鳥」だけが難しくて当時は面白さがわからなかった。

だから、大人になったいまこそじっくり読みなおすべきと思ったのだ。まだ全巻通読したわけではないが、全編を通じて仏教の転生輪廻の考え方が根底にある。死を受け入れることによってしか生を享受できない。生の一断面が死であるのかもしれない。永遠とは、死をもって終わることを受け入れることなのではないのだうか。



tabloid_007 at 22:09│Comments(0) Comic 

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