音のギザギザとカーブの楽し味ひっくりかえる登場人物

March 04, 2009

きっかけの種がひっつくとき

MAKIMEザ・万歩計
著者:万城目 学
販売元:産業編集センター
発売日:2008-03

 

 

 

 

万城目学さん原作のテレビ化作品「鹿男あをによし」(出演:玉木 宏)をみて、久しぶりに面白い物語で最終回まで観た。しかし、万城目さんの本は読んだことがなかったので、まずはコラムからはじめることにした。文章を書き始めたきっかけが面白い。高校二年生の現代文の授業で「風が吹けば花屋が儲かる」というテーマで「風が吹く」と「花屋が儲かる」の間に自由にプロセスを書いて優秀な作文には商品をだす、というのがきっかけだったらしい。

ある夫が会社にでかけたが、強風で電車が止まっていたため家に戻ると間男がいた。怒り狂った夫は妻と間男を殺して庭に埋めた。その庭から綺麗な花が咲き、夫はリッチな花屋になった、というような話で優秀賞をとったそうだ。この要約を読んだだけで確かに面白い。



tabloid_007 at 22:10│Comments(0) Book 

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