現金の現実に生きる登場人物たち学費・保険費が地獄の先進国

December 29, 2008

とにかくラジオは音を出す

hinketsu貧血と花と爆弾 (1979年) (文春文庫)
著者:井上 靖

 

 

 

 

無名を良しとしたプロデューサー小谷正一さんの事を知りたいと思い、少しずつ書物を読んでいる。本作も1951年に日本初のラジオ局開設の様子をほぼノンフィクションに近い形で毎日新聞時代の同僚である井上靖さんが小説化した。この作品もいまでは絶版になっており、中古本で探さなければならなかった。早く、小谷さんの精神を本に纏め上げねばと思う。

いままでの調べてわかった小谷正一さんの略歴 ↓

1912年 兵庫県姫路市の呉服屋長男として生まれる
1934年 早稲田大学 国文科卒業
1936年 『毎日新聞』入社 事業部配属
 * 戦時中は、奇術師、浪曲師を連れ戦地慰問
1946年 『大阪新聞社』(夕刊新大阪) 報道部長として設立に関わる
1947年 西宮球場で闘牛大会を開催
 * 井上靖 芥川賞作品の題材となる
 * 阪急百貨店7階で倉敷・大原美術館の絵画展を催事として初めて開催し、闘牛の赤字をチャラにする。
 * 新聞で初めてサンウ・サンペイの四コマ漫画を開始
1949年 『毎日新聞』 事業部長
 * 「パ・リーグ創設」し「毎日オリオンズ」創設
1951年 『新日本放送局』(現 毎日放送) 編成局長として日本初の民間ラジオ放送局開局に関わる
 * 井上靖「貧血と花と爆弾」の題材
 * 米バイオリニスト ユーディ・メニーインの放送権を取得
1953年  『ビデオホール』設立 (放送番組収録用ホール)
1954年 ダヴィッド・オイストラフ(ソ連のバイオリニスト)を招聘
 * 井上靖「黒い蝶」の題材となる
1955年 マルセル・マルソー(パントマイム)日本に初めて招聘
1956年 『大阪テレビ放送』総合企画室長として設立にかかわる
1956年 「週刊新潮」発刊に参加
1960年 『電通』 ラジオテレビ局長 (その後、顧問)
1962年 電通プランニングセンター室長 
 * 吉田秀雄とNYでマッキャンエリクソンの中にある"ティンカーグループ"参照
 * 弟子ともいえる堀貞一郎がチューインガム「ハリス」とマガジン「ハリスの旋風」タイアップ
 * 横浜・科学遊園地「サイエンス・ランド」企画するも、吉田秀雄死去(1963.1.27)により頓挫
1966年 『デスクK』個人事務所設立
1970年  大阪万博では住友童話館、電力館をプロデュース
1972年 著書「当らん・当り・当る・当る・当れ・当れ」発売
1980年 『ビデオテックス』設立
1985年  第1回 『東京国際映画祭』総合プロデューサー

1987年 NHK放送文化基金 番組審査委員会委員長
 放送批評懇談会 会長
 横浜こども科学館理事



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