November 03, 2008
藤子不二雄(A)先生、旭日小綬章おめでとうございます!
『 夢 魔 子 』 藤子不二雄(A) 携帯サイト 連載
政府は昨日、秋の叙勲賞受賞者を発表した。その中でも一際 嬉しかったのは、日ごろ携帯サイトの連載で大変お世話になっている藤子不二雄(A)先生 (本名 : 安孫子素雄) の旭日小綬章 (きょくじつしょうじゅしょう)の報である。
明治8年に最初の勲章として制定された。勲章のデザインは、日章を中心に光線(旭光)を配し、鈕には桐の花葉を用いている。
栄典は、内閣府賞勲局が社会の各分野における功労のある方を審査し授与を行う。
今回の受賞記事でもっとも熱い記事は富山新聞だろう。藤子先生は富山県氷見出身で、富山新聞の文化部に在籍していたこともある。以下、記事より抜粋。
「漫画で稿料をもらって五十六年。こんな厳しい世界で描き続けられたのもファンの応援があってこそ」と受章の喜びを語った。
父の急死で転校した高岡市定塚小で藤子・F・不二雄=故人、本名藤本弘=さんと出会い、手塚治虫にあこがれて、二人で漫画を描くようになった。高岡高卒業後は富山新聞社に入社し、藤本さんの誘いを受けて上京。藤子不二雄の合作ペンネームで「オバケのQ太郎」などの人気漫画を次々に生み出した。
単独の作品では「笑ゥせぇるすまん」が大ヒット。「漫画でブラックユーモアの世界を描いたのは、ぼくが初めて」と胸を張る。アイデアの源は富山新聞での記者経験と言い、「インタビューの企画を任され、社会のいろいろな人たちとの出会いが、漫画を描く上での糧になった」と振り返る。
現在も三本の連載を抱える。「若い人の才能には驚くことが多いが、ぼくも創作意欲は衰えていない。何より自分が面白がって、読者と本気で向き合わなければ、いい作品はできないよ」。好奇心に目を輝かせる七十四歳は、ピースサインを見せながら“生涯現役” を宣言した。→ 記事へリンク