August 30, 2008
微かな揺らめきを逃さない映像アート
【液晶絵画 Still/Motion 】
恵比寿の東京都写真美術館で開催されている本展に行ってきた。最近は、液晶の発色もよくなり、展示環境も写真や絵画と遜色ないレベルになってきた。先日行った水戸のジュリアン・オピーの展示で既に証明されているが、HDクオリティで高彩度のモニターに精緻なCG作品を制作すれば、立派な作品展示が可能である。
もともとビデオアートは、1960年代に登場しナム・ジュン・パイクやアンディ・ウォーホルやブライアン・イーノなどがビデオならではの実験的映像作品を作り出してきた。
今回の注目は、やはりジュリアン・オピーだろう。それと、やなぎみわさんの作品。少女たち四人のうち二人が幼女のお面を被って喧嘩している。この未来と現在が激しく交差するとこを映像でみせているところにリアリティと幻覚が同時に体験できるような気がした。
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