漂流した島は、自分のエゴミスター・ナカヤが才能を待っている

August 13, 2008

その絵、いくら?

その絵、いくら? 現代アートの相場がわかる (セオリーBOOKS)
村上隆や奈良美智さんなどを世に送り出したギャラリスト小山登美夫さんが、なかなかアート業界では禁忌の領域をずばっと書いている。アートのビジネス構造が詳らかになることで、むしろアートは元気になると思う。通だけの領域から誰でも触れられるアートになることが必要だろう。

ワタシは、絵は投機の対象でも他人への自慢でもないと考える。好きで保有したい、という欲望の表現の一種と思っている。だから、オークションやセカンダリー市場には関心が無い。あくまで、好きな作品の価値を自分がどう見つけるのか、というプロセスを楽しむものなのである。

さて、今回の本で小山さんが日本のギャラリーの存在感をあげるための試算が面白いので下記のようにまとめてみた。

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現状 国際的な日本のギャラリー数 20-30軒

1アーティスト 年間500万円の収入を想定。(アーティスト:ギャラリー=50:50)
ギャラリーは、年間1,000万円販売しなければならない。
それは、25万円の絵を40枚売ることを意味する。
所属アーティスト10人いて、年間1億円の収入
ギャラリーの収入5,000万円(場所代・人件費・輸送代・プロモーション代)

以上のようなギャラリーが100軒できると想定
アーティストは、1,000人存在できる。
市場が100億円規模となる

この100億円がプライマリーマーケットである。
これを基にしてオークションやセカンダリーマーケットで1,000億円規模になれば成熟した市場としてニュヨークなどに匹敵できるのではないか。



tabloid_007 at 23:44│Comments(0) Book 

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