August 11, 2008
漂流した島は、自分のエゴ
東京島
久しぶりに現代作家の長編小説を読んだ。無人島に漂着した31人の男と1人の女。微妙な状況の変化が大きく人間関係を変貌させる。
極限状況におかれた人間性の露呈は、ワタシの大好きなジョゼ・サラマーゴの「白の闇」を彷彿とさせる。結局、人間は都会にいようと辺境にいようと本質的な人間性(人間+性)は変わらないのかもしれない。
もう一つ気がついたのは、印刷物や文字がない社会は究極のエコ社会ではないかと思った。つまり、未来に伝承することができないから、いまこの瞬間と場所に生きることになる。だから、究極のエコは未来への伝承を否定し絶望することなのかもしれない。
だから、最後の紙は食べられるべきなのだ。是非 お読みください。面白い作品。
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