ゴルチエもしゃしゃりでたくなるアギネス人気恐るべき親たち

June 21, 2008

宇宙軍 大元帥 野田昌宏、宇宙に帰還する

NODA-2 月刊「スターログ」西暦一九八三年神楽月号

特集「宇宙軍 大元帥・野田昌宏のSF世界大解剖」

 

 

 

 

内田勝さんに続き、またしても大事な人が亡くなった。野田 昌宏氏は、2008年6月6日、肺炎のため死去。享年74歳だった。奇しくも内田さんと同じ病気で、年齢的にもほとんど同い年。

ワタシの幼少時代は、野田昌宏氏の翻訳SF小説に没頭したものだ。その憧れの野田さんと初めてあったのが、内田さんの紹介で、確か4年ほど前だったと思う。テレビ制作会社「日本テレワーク」の社長でいらっしゃった。体調がすぐれないとのことで、クロレラの原液のような緑色のジュースを召し上がっていた。ワタシが野田さんが河出書房から出版していた「異星人―野田SFコレクション」をネットで配信したいと申し出たところ、「いま、SFは流行らないよ。自分は用賀の3LDKに住まないで、過去のアメリカのSF雑誌を全部コレクションしている。ついては、それをオタクの会社で保管してくれないか」と言われた。その後、どうしてそのような魅力ある申し出を実行できなかったのか悔やまれるが、お会いしたのはそれが最初で最期だった。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

◇ 野田 昌宏(のだ まさひろ、本名:野田 宏一郎(のだ こういちろう)、1933年8月18日 - 2008年6月6日)は、福岡県生まれの日本の小説家、SF作家、翻訳家、宇宙開発評論家、プロデューサー。元日本テレワーク株式会社代表取締役社長(後に相談役)。株式会社ガイナックスの監査役。SFファンには、「宇宙軍大元帥」として知られる。

1960年代には本名の野田宏一郎名義を用い、1970年代以降は野田昌宏名義を用いた。

政治家の麻生太郎は従弟(野田昌宏の母が麻生太郎の父、麻生太賀吉の妹にあたる)。また、母を通して、多くの知名人と親戚関係になる。

NODA-1



tabloid_007 at 20:47│Comments(0) Magazine 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
ゴルチエもしゃしゃりでたくなるアギネス人気恐るべき親たち