オバフォーから見たアラフォーは、バブル世代の名残すっとぼけミッキー系

May 18, 2008

奇奇怪怪な日本のアートシーン

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村上隆「マイ・ロンサム・カウボーイ」

 

 

 

 

 

5月14日夜、村上隆氏のフィギュア作品がサザビーズでオークションに掛けられ、1,516万ドル(約15億9,500万円)で落札された。予想額(300万〜400万ドル)を大幅に上回る高値に、会場からは大きな拍手が沸き起こったらしい。

978-11998年に作製した裸の男性のフィギュアで、高さ254センチ。アクリルとファイバーグラス、鉄で作られている。

値段の高さばかりが注目された格好だが、相変わらす日本のオタク文化が受け入れられたというような報道の視点は一本調子だと思った。単に、アキバのフィギュアが巨大化しただけではあるまい。

日本では、のアートしての捉え方の背景が薄いこと、投資としての市場が世界と比較して皆無といっても良いことなどが、これだけの作品を生み出しながら、市場のダイナミズムとは別なところで存在してることを浮き彫りにしていると思う。



tabloid_007 at 20:31│Comments(0) Art 

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