March 16, 2008
『夕焼けがきれいだったら、夕焼けの方向に進んでみればよい』 きつかわゆきお
ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。
橘川幸夫さんの新刊とその発売記念パーティが、鶯谷の東京キネマ倶楽部で3月14日に開催された。
何とも昭和な舞台が橘川さんのセンスを感じる。昔、グランドキャバレーだったらしく、ステージを円形で囲むように二階席まである作りで壮観だ。そこへ、登場人物として任命された各界の方々のバラエティに富んでいることといったら筆舌しがたい。そんな華やかなストーリーとは別に、橘川さんの 普段着そのままの存在感は、ロック哲学者の風貌をすでに兼ね備えてきたかのようだった。
新刊の中のアフォリズムでは、人によっていろいろ思うところがポップアップされる仕組みになっている。
ワタシは、最近久しぶりの友人から相談をうけたときのことを思い出す一節に遭遇したので記しておく
「助けてあげたくても助けてあげられないことがある、ということを お互いの中に確かめ合うことが、本当の信頼関係である」
以上、皆さんも自分にフィットする言葉を本書で捜してください。橘川幸夫さんの新刊は、大人のWiiです。http://www.onbook.jp/kit/2008/03/post_145.html
* 引用「深呼吸する言葉/著・きつかわゆきお/出版社・バジリコ」
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