March 09, 2008
王道を目指すなら、まず奇の道に学べ
「奇」の発想―みんな『少年マガジン』が教えてくれた
いまさらながら、内田勝氏の本をとりあげる。10年以上、公私共にお世話になっている伝説の編集者の半生とその思索を描いた本である。
改めて内田氏の本を読むと、「巨人の星」「
あしたのジョー」のヒット、大伴昌司
と「ウルトラマン」の発見、「
仮面ライダー」によるテレビ・玩具とのメディアミックスの先駆け、はたまた
切手、モデルガンブームの仕掛け人など、その偉業の方が先にきてしまうが、実は内田氏の発想の原点に
奇なるものへの憧憬と実践があった。もともと教育者を目指していた内田氏だから、その取り組みは真摯とも言える熱情により 数々のヒット作として結実するのだ。
ここには、ヒットの帝王学が記されている。エクタメ業界関係者は、必読。
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