February 03, 2008
旗をたてない英雄気取りも気にせず
父親たちの星条旗
英雄がいる時代が幸せなのではない、英雄を求める時代が不幸なのだ。というようなアフォリズムを読んだ事がある。いつの時代にも、「戦争」という大衆ウケする言葉で国家的な殺人を正当化してきた。
指導者は、「私」といわず、「我々」とよび、いかにも連帯責任であるかのようにそれを導いたのだ。この映画は一見、名も無い戦争の英雄を示唆しているようだが、その示唆そのものが国家のトリックに他ならない。だから、まったくこの映画は感動に値しないのだ。
tabloid_007 at 19:28│Comments(0)│
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