April 29, 2007
被写体になる快感を発見した梅佳代さん
木村伊兵衛の眼―スナップショットはこう撮れ! (コロナ・ブックス 131)
ワタシの大好きな写真家・梅佳代さんが、第32回木村伊兵衛写真賞を受賞した。実にめでたい!しかし、その前にまず、木村伊兵衛氏のことを何も知らない。写真界の芥川賞といわれているらしいので木村氏の写真をしるべきと思い、ライカの神様のスナップの数々をみた。うーむ、梅さんの写真は時代の偶然か、本当に木村氏の精神を継承していると思った。技巧に走りやすい昨今の写真の中で、プリミティブに撮る喜び、写る喜び、見る喜びに溢れた写真の数々。
木村の孫・佐野水恵さんが語る。とにかく、カメラをもって外を歩き回っている人だった、とのこと。
簡単な予習はすませつつ、4月23日に朝日新聞主催の授賞式が東京會舘であったので出席した。実に、高年齢なパーティであった。
しかも、挨拶が長い。しかも、挨拶が上から物見るような視点の話しばかりでうんざり。写真業界って老頭児(ロートル)多し!
まあ、でも、このピースな梅さんに期待ですね
tabloid_007 at 07:29│Comments(0)│
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