April 18, 2018

ブランディングとアドバタイジングの違いについて講演させてもらいました! 【ネットを捨て街に出よ 〜五感に響く生き方がすべて〜】 福田淳  主催 : 一般社団法人switcher 

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ブランディングとアドバタイジングの違いについて講演させてもらいました!
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【ネットを捨て街に出よ 〜五感に響く生き方がすべて〜】
主催者 : 一般社団法人switcher 


福田:「(例えば)カップヌードルやコカ・コーラなどの商品は、知らない人はいませんよね。では、そこで広告(アドバタイジング)を打つ目的は何か。知らない人に知ってもらい、買ってもらうのが広告の役割ですが、みんながすでに知っている商品の場合はどうするのか?

ブランディングというのは、「愛してもらわなければ駄目」なんですね。けれど、愛はお金では買えません。ユーザーに愛してもらうためには、ブランディングの作業として、経営者の顔も見せなきゃいけないし、社員の顔も見せなきゃいけないし、就職予備軍の人にまでも「この企業は楽しい!」と思えるようなものじゃなければいけない。」

構成:井尾 淳子
撮影:越間 有紀子



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April 13, 2018

【FINDERS】創刊号に掲載されました!「バズ」をつくる男、福田淳のつくりかた

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「ライフハッカー」の編集長だった米田 智彦さんが新しく立ち上げた【FINDERS】の創刊号に取材していただきました。
みんな、良かったら読んでみてね。昔話してます。

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「バズ」をつくる男、福田淳のつくりかた

「(東北新社 創業者)植村伴次郎さんは、数字に限らず人の心の裏側が一瞬でわかるような方でした。だから、嘘はいけない、隠しごとをしてはいけないと思って、都合の悪い情報でも早く伝えるようにしていました。「ここで失敗して2億円損しました、この損失はこうカバーしようと思います」と(失敗だけじゃなく、リカバリー案まで考えて)言ったら「それなら、それで進めて」となります。「こうすれば、さらに3億円の利益を出せるんじゃないの?」ってことにもなる。ビジネスを作り上げることがクリエイティブであり、そのゴールにあるものが社会にとって良いことになるってことだけを考えていらしたんです。
経営者の中には夢で語る人もいれば数字で語る人もいますが、その両方をパッケージにしないとビジネスは成功しない。」



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April 08, 2018

スカイプしよって、もう言わない(涙)

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先週、スカイプの会議が2つも不調に終わった、中身が不調だったのではなく、スカイプ自体が不調なのだ。そしてスカイプは、いつも調子悪い。(関係者の人がいたらゴメンなさい)

以前、マニラからロンドンにスカイプした時もうまくいかなくて、3千円のチケット払ったら繋がった...笑。なぜ?
今回も「お金で解決」と思ったが、PCアプリ(MacBook)から課金の導線もなくて、わざわざウェブサイトにいかないといけないことがわかりゲンナリ。しかも、前回の残金が2千円以上残っていたが、なんのトラブルか「無効」になっており「有効」に変えたら、「最低15分はかかる」と。えっ。いまどきどんなスピード感なのよ。

そこで、この事態を解明すべき、深夜の "フクノリ"調査となったわけ。

・まず、PCアプリ(フク)からスマホアプリ(ノリ)は NG。スマホ同士は問題ない。それならそれでいいじゃん、という説もあるし、LINE使えばって説もわかる。だが海外が相手だと 相手にLINEない。FaceTimeだとアンドロ系ダメだし、そもそもPCサイズの横長になってない。こちらの参加者が2人だと画面にはいらない。Facebook Messangerは安定してるけど、単なるビジネス会議で、FB友だちになるの鬱陶しい。ならなくても出来るの知ってるけど、認証方法の幅が狭く、後から相手の検索もロクに出来ないぼろぼろエンジン。

・深夜の"フクノリ"調査は、ありとあらゆる方法に及んだ。すべてのデバイスの組み合わせ(スマホ、PCアプリ、ブラウザ)で、交互にかける(爆)どんだけ手間がかかるんだよ。最後の方は、LINE電話しながらの「ああでもない、こうでもない」って。LINEでいいじゃん!!!!
こんな調査に付き合ってくれるのはノリしかいない。感謝。

・一時はアカウント捨てようって話になった。で、作ろうとすると「わたしはロボットではありません」認証のために出でくる謎に歪んだ画像認証(CAPTCHA)が、何度更新しても絶対ロボットだけじゃなく、人間も読めない文字がでてくる。で、「音声」に切り替えたら、日本語のボソボソ声と、高いフランス語が同時にでてくる!じゃかましーわ(爆)わかるわけない。

もう、この段階で涙目。スカイプさんから「わたしは気軽に使うんじゃない」って言われてる気分になってきた。

・結論。いまだにPCアプリは使い物にならず、世界中の誰ともコミュニケーションとれないまま。PCブラウザは コネクトできるが 音声は0.5秒ずれ(昔の衛星中継かよ) こんな製品が世の中にあるとを不思議に思うのであった....おしまい。








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April 07, 2018

K.I.T.コンテンツ&テクノロジー融合研究所 主催 メディア・マネジメントセミナー 『芸術と技術融合の新時代』 (2018年4月25日) 登壇させていただきまーす!

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登壇させていただきまーす!

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K.I.T.コンテンツ&テクノロジー融合研究所 主催 メディア・マネジメントセミナー
『芸術と技術融合の新時代』

2018年4月25日
●19:00〜19:30
主催者挨拶 & オープニングレクチャー & モデレーター 北谷 賢司 氏

●19:30〜21:30(120分) ※途中5分休憩
スピーチ&ディスカッション
キーノート・スピーカー: 木村 政司 氏
キーノート・スピーカー: 福田 淳 氏
スピーカー: 今井 彰 氏
スピーカー: 渡部 正宏 氏

http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/ct/event/details/2018/23.html





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April 05, 2018

【‘のん’ひとり展】 - 女の子は牙をむく- GALLERY X BY PARCO (2018年04月19日 -5月08日)

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みんな来てね!
#シェアお願いしまーす!

【‘のん’ひとり展】 -女の子は牙をむく

女優、モデル、ミュージシャン、絵描き、と多くの顔を持つ創作あーちすと‘のん’の初展覧会が開催されるよ。
描き下ろし絵画、立体物、インスタレーションを中心に、スケッチ、自作の衣裳など、コンセプトにあわせてセレクトされた過去作品など、様々な形態のアート作品を展示。

会場:GALLERY X BY PARCO 
渋谷区宇田川町13-17
期間:2018年04月19日 (木) -5月08日 (火) 
11:00-20:00
入場料:500円(おみくじ付)
主催:パルコ

企画制作:重藤 瑠衣(パルコ)、水口 学(mmp+caruta)
宣伝物デザイン: 佐藤亜沙美(サトウサンカイ)
写真:磯部昭子
スタイリスト:飯島久美子
ヘアメイク:菅野史絵 (クララシステム)



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March 26, 2018

【テレビはオトナのたしなみ!という提案。】(前編) 角田陽一郎 x 福田 淳

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人気テレビ番組『さんまのスーパーからくりTV』や『中居正広の金曜日のスマたちへ』のプロデューサーで、今月 新刊『13の未来地図 フレームなき時代の羅針盤』(ぴあ)を上辞した角田陽一郎さんとおしゃべり。
面白いから是非ご一読ください!

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【テレビはオトナのたしなみ!という提案。】(前編)
角田陽一郎 x 福田 淳


角田「検索した情報が正しいか正しくないかを判断するのは、その人の知性の問題。「おまえがそう思えばいいじゃないか」っていう、その知性だけが大事じゃないですか。

知識から知性の時代に変わってきて、今までは検索能力が高い人を頭がいいとしていましたよね。だから大学の卒論も、圧倒的にすごい学説を書くことじゃなく、その学説をどれだけ裏付ける情報を検索して引用できたかで、「優良可」が決まると。ところが今は検索っていっても、スマホですぐできちゃいますよね。
だからテレビも、かっこいい人からにじみ出たものを番組で観たら、あとは自分の知性でどう感じるか。感じない人は、もういいと思う。僕はぶっちゃけ、そこはシカトでもいいと思っているんです。」

構成:井尾 淳子
撮影:越間 有紀子



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March 25, 2018

イギリスのEU離脱もトランプ当選もすべてSNSの仕業だった!?

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2016年に起きた世界的な二つの政変。
英国の欧州連合(EU)脱退と米大統領選に関する国民投票の結果が、あるメディアコンサルタントによってSNSを最大限に利用して、世論操作したとなれば大スキャンダルだろう。

発端はイギリスに本社を置く政策コンサルティング会社「ケンブリッジ・アナリティカ」(Cambridge Analytica - 2013年設立。代表のアレクサンダー・ニックス -Alexander Nix)。同社がフェイスブック上の個人情報5,000万人分を活用し世論操作した。


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同社の設立時には、トランプの側近だったバノン元首席戦略官も役員に名を連ねていた。トランプ陣営が大統領選で勢いをつけたのはバノン氏とケンブリッジ社を取り込んでからだ。

2014年、フェイスブックが、性格のタイプを診断するクイズアプリを提供した。ケンブリッジ・アナリティカの上級幹部であり、かつケンブリッジ大学の心理学者であるアレクサンダー・コーガン氏(Aleksandr Kogan)によって開発された。


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当時のアプリやゲームによくあったように、クイズは実際にそれに答えたユーザーのデータだけでなく、回答したユーザーの友達に関するデータも収集するよう設計されていた。ケンブリッジ・アナリティカ社で働いていたクリストファー・ワイリー氏は、27万人がクイズに答えたことで、主に米国に住む その友達の友達まで総勢5000万人の情報が本人の預かり知らないところで選挙選のプロファイリングとターゲット広告に利用された。 
データはケンブリッジ・アナリティカ社に売却され、人々の心理学的な輪郭を描き出すとともに、彼らに親トランプ的な素材を送り届けるのに利用された。

ケンブリッジ・アナリティカは、同社の最高経営責任者(CEO)であるアレクサンダー・ニックスを停職にした。ニックスは、対抗する政治候補者にダメージを与えるため 仕掛けた収賄の様子を隠しカメラで撮ったり、売春婦を使ったハニートラップなど、違法な手段を使うことも辞さないと述べた映像を隠し撮りされていた。

なんとも皮肉なことである。


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Cambridge Analytica Uncovered: Secret filming reveals election tricks 
https://youtu.be/mpbeOCKZFfQ 
 

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Uber自律走行車が 人をはねたことのモラルは誰に?

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Uberの自律走行車が人をはねて死亡させた。

2018年3月18日の夜、アリゾナ州テンピで道路を横断していた歩行者をはねて死亡させた事故の瞬間を示す記録映像を、地元警察が公開した。歩行者はクルマとの衝突のほんの2秒前に暗闇から出現したことがわかる。

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このことが考えさせられる未来の話はたくさんある。
現在の自動運転は、安全責任は明確に人間であるドライバーということになっている。

将来の自律走行車は、AIが判断することになる。テクノロジーの問題はいずれ解決する。飛行機事故で亡くなる人は、車より少ない。すべての事故は人間だろうが、機械だろうがなくならない。
でも、機械(AI)が運転した車が人を殺すと機械ドライバーは法律で裁けないから誰のせいか、という倫理問題が起きる。

メーカーのせいか、ドライバーのせいか。また、人間と機械が共存して運転する期間の事故はどうするのか。議論が必要なところである。ドイツのメーカーで議論されているのは「轢かれるのが動物と人なら人が優先する」というのはあるが「年寄りと子どもならどっちなのか決めてはならない」と。また、ぶつかりそうになった時に、壁と親子なら、ドライバーが怪我をしても壁を選んでいいのかどうか。また、二人死ぬのと一人なのはどっちか選べるのか。ドライバーが金持ちなら、アルゴリズムをカスタマイズしていいのか悪いのか。
このようなありとあらゆる問題が自動車の自律走行には必要な議論になっていくだろう。

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↓下記は警察が公開した事故の映像(閲覧にはご注意ください)


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March 20, 2018

ブロックチェーンがテレビを変える!

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月刊誌『B-maga』(2018年3月号)に長期連載させてもらっている。今回で「考えるメディア」も190回目。ブロックチェーンの時代が到来したらテレビ局はどうなるのか考察してみた。 

電子版でも月ごとに読むことができますよ。


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プラットフォームのブランディング

テレビ局がテレビ局たらしめているのは、3つの要素がある。一つは、良質の番組を作る。もう一つは、番組を編成する。そして、放送免許をもっているというのがある。
日本では、放送免許を失効するという事態は、殆どおきない。UHF局であるKBS京都が潰れかかった時でさえ免許は維持できた。だから、1994年にパーフェクTVが開業する際には、これは新たな利権と不動産屋から地方の金持ち、政治家などがあらゆる形で放送免許をとろうとやっきになったのだ。
しかし、放送免許はなんでも価値があると思ったら大間違いで、衛星放送の免許となると、もっていても受け皿の加入者がパラボラアンテナをつけてないと加入できないし、大抵のチャンネルは有料放送でお金を支払わなければならないので、加入者が増えないという状況がずーと続いている。

さて、話を地上波テレビの事業構造に戻そう。
世界中でいろいろな職種があるが、放送局ほど仕入れ(総務省からほぼ無料で電波がもらえる)が無料で大きな収入を得ている業態はない。
八百屋だって建築メーカーだって原材料である仕入れのコストが経営を左右するはずだ。だが、テレビ局は、作るだけで仕入れコストはかからない。だから、人材なんだよと力説するテレビ局経営者もいるが、その番組の大半を外注ですませている。まるで商社みたいだねっていう人もいるが、商社の仕事はそんな甘くない。何もないところから原材料を見つけて育てて販路を見つけて、やっと手数料が数パーセント。それと比べたら、テレビ局ほどおいしい商売はない。しかし、その半世紀以上エンジョンしてきたビジルスモデルも崩壊しようとしている。ネットメディアによる追撃により、徐々にその聖域が侵されようとしているのだ。

まず、ネットフリックスやHuluのようなオンラインで、周波数を使わなくとも番組が配信できるようになり、免許のありがたみが薄れた。
また”編成権”が意味をなさなくなった。局の配列する編成時間に合わせなくても視聴者の時間にあわせたオンデマンド視聴が普通になったからだ。テレビ局でいう編成は、視聴者の千万単位のデータを解析し、日々グロースハックして、視聴者のカスタマイゼーションを行なっている。

さらに今後は、仮想通貨で話題になったブロックチェーン(英語: Blockchain)がネットフリックスなどのインフラ構造を破壊するかもしれない。ブロックチェーンとは、分散型ネットワークである。ビットコインの中核技術(Satoshi Nakamotoが開発)を原型とするデータベースで、全く新しい分散型のコンテンツ配信モデルを実現できる。ブロックチェーンは、世界中のコンピューターをP2Pネットワークで結び、中核的なサーバーや機関は存在しない。

現在のネットフリックスのようなオンライン配信は、テレビ局でいう放送免許(周波数)と同様に中央集権的なサーバーで運用されており、その配信手法も時代遅れになる可能性があるということだ。

今までは、コンテンツ制作者は、テレビ局や大手オンライン配信の中央集権的なインフラの力(周波数、サーバー)により屈服させられていた。

コンテンツを巨大なサーバーに置いてもらい、米アカマイ・テクノロジーズやアマゾン・クラウドフロントなどのコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を使って配信してもらう。どのコンテンツをいつ、どんなルートで配信するのかという判断は、依然として独占的なプラットフォーマーに委ねられている。

しかしブロックチェーンでのコンテンツ配信が一般的になると、中央集権インフラではなく、ラストワンマイルの分散型インフラが配信を制することになる。究極はそれぞれのスマホが巨大なテレビ局になる。

そのような時代が来ても、テレビ局やオンライン配信がメジャーであり続けるためには、良質のコンテンツを制作し、ライセンスしてもらうことでブランディングしていかなけれはならない。

良質のコンテンツを作り、AIを活用したグロースハックを駆使し、ラストワンマイルの分散型インフラを構築できるオンラインテレビ局こそが次世代を制するだろう。


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March 18, 2018

Art Hack Day 2018 展覧会【Being There ― 現れる存在】展

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Art Hack Day 2018 展覧会【Being There ― 現れる存在】展
「人工生命(ALIFE)」がテーマのハッカソンで制作された12作品の展示。日本科学未来館で本日まで!
その中で、我らがフラクタルアーティスト草野絵美ちゃんが「Singing Dream」って作品のコンセプトメイキングをしているよ。本作のシステム構築は、16歳の会田寅次郎くん。

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寅次郎くんは、3月16日に「文化庁メディア芸術祭」のアート部門新人賞をとったばかりというめでたい日だった。受賞作品「I’m In The Computer Memory!」は、まだ見てないけど、コンピュータの中で動作しているメモリを視覚化し、その中を探検する参加型インスタレーションらしい。

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'会田誠さんのムスコさん'ってポジションじゃなく アーティストだねって思ったら「アートは、もういいや」って本人談(笑)ブロックチェーン技術、分散型ネットワークの未来の方が面白いもんね。
#ahd2018_vote #作品番号J

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